NASDAQとは米国のベンチャー企業の上場株式市場です。NASDAQ100指数というものに連動することを目指すETFというものがありますが、この100指数は米国を代表するGAFAMや、イーロン・マスクを率いるテスラの株などで構成資産の半分を占めています。「NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信(1545) | NEXT FUNDS」などのNASDAQのETFを見ると分かりますが、一応は年に1回の配当がもらえます。
…しかし、NASDAQ上場企業の多くは利益をさらに再投資を行って会社を大きくしていくので、時価総額が上がって行きます。配当金が少ないのはそのためです。なので、配当金はちょっとしたお小遣いと考えたほうがよさそうですが、全くないよりあったほうが心が潤うので…そういう意味では配当金はありがたいです。
それはさておき、投資家もキャピタルゲインよりも将来のインカムゲインを狙うことになります。
NASDAQは過去30年で約22倍の規模に拡大しています。(NYダウやS&P500は9倍前後)
…なんだかんだ言って米国のIT系会社はこれからも大きく拡大していくのではないでしょうか。
特定企業のみだとリスクが大きいですが、かと言ってNYダウやSP500だけでは面白みに欠けるので、米国のITベンチャーに投資をするというスタンスで、NASDAQ系ETFを買うのは非常に面白い。ベンチャーゆえのリスクは銘柄を分散させることで和らげ、成長産業に投資をするという意味では他の指数系ファンドよりもハイリターンが求められる。
更に極めた人(?)はNASDAQに上場している米国企業の株そのものを買うことになるのでしょうが…ちょっと私はそこまで手をのばす気力がないです(苦笑)。アップル製品が好きだ!と言えるのならアップルを変えばよいし、マイクロソフトが好きだ!と言えるのなら、マイクロソフトを買えばいいでしょう。
米国の新興ベンチャー企業にのみにフォーカスして取引をすれば成長性も高いが100社ほどへ分散投資してリスクヘッジをする。ボラティリティもすごい高いけど…その成長性余地がある投資対象に投資をする。NASDAQのETFって理にかなっている気がします。ある意味で成長を期待して株を買う…株式投資の王道じゃあないですか?少なくとも、夢がありませんか?私自身がITが好きだし、仕事にしているという理由もありますが、マイクロソフト、フェイスブック、アマゾン、アップルなどのビジネスを拡大することに尽力する立場でビジネスをすれば…一緒にNASAQ市場と成長していく!という感覚になって、それはまた楽しい気もします(完全にひとり自己満足の世界ですけどね)
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