何らかの理由で貨幣制度が崩壊した時、価値が減らないものはなんでしょうか。
特にひどいインフレが発生して、デノミネーションが起こって日本円が無価値になったら?政府が簡単に差し押さえられない資産…つまりコモディティ(商品)になるのではないでしょうか。
防災食は物々交換に適した資産
個人的には25年もつ食料缶詰でもいいかな、と思っています。
食べものの流通が止まる可能性はまずありませんが、まず不安な時に確保したいものになるはずです。
賞味期限が切れておらず、保存が利く食べものの価値はけして0にはなりません。
交換しなくても、自分で食べればいいわけですし。
…というわけで、一家に1つサバイバルフーズ↓
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食料品は(電子マネーや貨幣ほどではないですが)物々交換にも適しています。
あと、食べものは生きていく上で絶対に必要になります。
あればあるだけ安心です。
お金持ちな人はシルバーを持つべし
あとは…お金持ちの人であれば金銀財宝に変えておくというのも1手段だと思います。
少なくとも金や銀の価格は上昇し続けており、ジム・ロジャースとかロバート・キヨサキなんかの米国の投資家は銀への投資をかなり昔からすすめていましたよね。
金も銀も短期的に下がったこともありましたしアップダウンは激しいですが…長期的に価値が上がり続けているように見えますね。プラチナは金より希少価値があり金よりも高いものでしたが、ディーゼルエンジンの触媒として使われる需要が減って金よりも安くなってしまいましたね。もしかしたら今が買い時なのかもしれませんが…銀という金属のほうが無難なようですね。
何十年も前から銀投資を勧める資産家には先見性があったと言っていいでしょう。
銀への投資という方法論は外していない。
まだまだ銀の価値は上昇し続けていく気がしています。
中央銀行が経済を刺激する政策も限界に来ており、この先一体なにが起るのか?誰にもわかりません。そういう危険領域に知らずして突入している気が、しないでもありません。経済学者もよく分からない状況というのは単純にヤバいです。自分で言っていてバカっぽいですが(汗)
貨幣の価値がいきなりゼロになるというのは、考えにくいですが…仮にゼロになったとして資産家はどう資産を守ればいいのでしょうか?、株や債券も土地も所詮は証券であり紙切れです。紙切れを担保しているのは国家です。国家が手のひらを返しても、価値がゼロにならない、そして腐らないものと言ったら?
お家に引き出しにしまってある貴金属になるのではないでしょうか。
…ただし貴金属への投資は資産がある程度ある人でないと、あまり意味はないですけどね。自分もそんなに資産がないので貴金属で資産保全する意味がない気もしますが、でも少しずつシルバーへ投資していくというのは、安心を得るためにも意味があると思っています。
例えば、銀10kg1000万円分のインゴットが手元にあれば、経済危機のときにその価値が失われない…と思えば気が楽になるのでは。
逆に銀価格が200万円に下がるみたいなことがあるかもしれませんが、その理由が経済活動が順調であるということならば、その波に乗って株で利益を上げればいいだけ。
(そういう意味ではコモディティは総金融資産の10%ぐらいが妥当なんですよね)逆に現時点で100万円しか資産がない人は株式投資をしていたほうが、まだいいでしょう。100万円が仮に失われても3ヶ月ほど毎日肉体労働でもしていれば稼げない金額ではないためです。
少しずつ銀を買うと心に余裕が出る
まー、こういった貴金属で資産保全をするのが好きな人は…老人や女性に多いらしいです。
私も感性が保守的で、老人的かつ女性的なのかもしれません。
今度どこかで会ったら「おばあちゃん」って呼んで下さい。
本気で怒ると思います。あ、嘘です。怒りません。
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