なんか矛盾したタイトルだなと思いますがあえて言う。
投資において過去の情報を未来に適用すると概ね当たる。
だが、この概ねが厄介で結構な確率で例外は起る。
概ねしか当たらないということは、言い換えれば、まず起こらない例外が無限に近い数だけ、私たちの未来に待ち構えているということになる。
人は未来を予想できない生き物だ。特にまず起こらない最悪の事態を想定できない。
明日、自分が交通事故で死ぬことを予期できる人間はいないのだ。
投資も人生も変わらない。もしもの時に備えて、頓死しないように保険をかける必要がある。
概ね利益率が悪くVolatilityが大きくても私は分散性を重視するのはそのせいだ。
だから、いろんな資産(アセット)を持つのが正解だと思っている。
ほらみたことか!過去の成績から未来はこうなった!と予想するのは実は誰でもできる。
でも長期の投資において重要なのは、誰もが予想できないことが起きてしまったが、自分はそれも織り込み済みで死んでないぞ!
じゃないだろうか?
例えば、米国株の絶対信者の人に言いたい。
NASDAQ100やS&P500をたまに推しているので自分もその気があるが100%確実な投資はやはりないので絶対信者ではない。準絶対信者(汗)
さて、縁起でもない話で別に望んでいるわけではけしてないが、、、
どっかの国が米国に弾道ミサイルなりが打ち込まれたとしたらどうなるか?多くの米国民がカナダやオーストラリアなどを始めとする大きな国に移住したとしよう。米国株がひどく落ち込んで再起不能状態になるかもしれない。逆に人口が増えたカナダやオーストラリアの株式市場は回復した…なんてことは、、、まず起こらない。がしかし、万が一、億が一、兆が一、このような自体が起きた時に米国株投資をしていた人よりも全世界投資をしている人は救われるかもしれない。
これが例として適切だったか分からないが、米国投資よりも全世界投資のスタンスが柔軟性が高いと言える将来もありえなくはないのだ…と言いたい。
無限のリスクに向き合うために資産の分散性と投資に対しての資金配分は「これでもか!」とマネジメントしておきたいところである。
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