馬主">一口馬主をやってみて分かった個人的な感想ですが…個別株の投資と似ているなーということ。
馬主">一口馬主の馬１頭あたりの黒字率は、どのクラブを選択するかによって少し異なりますが、１３～１６％ぐらいだそうです。
しかも、別に黒字になったら儲かるわけではありません。
殆どの馬が１度も中央競馬で勝てず、よくて１勝。よくて２勝か３勝。
仮にアーモンドアイなどの１５億稼いだ馬を引き当てたとして黒字でも、
９頭くらいの赤字の馬がふつーに出てくるので早い話が負けた馬で勝ち馬の利益が相殺される。
負ける馬のイニシャルコストとランニングコストの持ち出しのほうが明らかに大きくなる。
仮に相殺されず残った利益は雑所得。
他の所得との損益通算をすることはできず税金もっていかれる。
早い話がある程度目利きが効いたとしても「回収率はほぼ不可能」に近い感じになる。
でも、まあこれって確率は違えど個別株の取引と似ている気がします。
株のほうがジワジワと右肩上がりで増配記録をつけている株でも買って５年スパンで待って分散させておけば勝てるので、
馬主">一口馬主と比べるのはおかしいかもしれませんが…感覚としては同じ気がします。
…というのは、１０銘柄を選んでも１０銘柄すべてで得するのは無理だから。
１０あるうちの１つか２銘柄くらいが大きく勝って、いくつかの銘柄がとんとん、それ意外はマイナスなんてことになりがち。
すべてで勝つということが難しい。
投資にせよギャンブルにせよ根拠のない分散って当然ですがダメな方の結果に繋がる。ということが似ている。
すべてに勝つなんて無理。１，２勝して、あとは凡庸な結果になりがち。
そうじゃない人もいるでしょうけど確率論的にテクニックがあって、
多少の勝ち馬に乗る確率が増えて外す確率が減っても、
比率がそんなに大きく変わらない気がしています。
それは言いすぎかもしれませんが、個人的な感覚としては個別株取引と馬主">一口馬主は近いものがあると感じました。
分かっていたけどやってみたら勝てない理由通り。
馬主">一口馬主に至っては、まったく勝てないので逆に笑えてきます。
皮肉な笑いですが。
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