3人ともわりと若くして不幸にも亡くなった人たちだ。他にもロックバンドの世界とかには、いくらでもその手のスターは探せばいるでしょうけど。未だに若い人が厨二病にかかる時期に意識しちゃう方々の代表的な人たちなのではないでしょうか。
ただ、尾崎豊に至っては、ことごとくバカにする同世代の人が多いのが気になりました。…それって何なのだろう?なんてことを考えています。どストレートになんでなの?って、居酒屋とかで聞けるパイセンがいればいいのですが、いません。「わからない」ことを「わからない」と言わずに、自分の頭で考えろよと、突き放してくる人しかいません。人生の答え?自分で考えろよだって?嫌なこった。分からないから聞いているんだよ。納得したら100万円払うから教えてくれ。
…あ、話が逸れました。尾崎豊より俺は長生きなんだぜーっ!ってビートに乗せて絶叫したい心境?の人をたまに見かけますが…それは、まだ生者であるがゆえの優越感みたいなものでしょうか?たまにいるんです、そういう人。あなたの身近にはいませんか?ただ尾崎豊の死は覚醒剤の副作用たるもので身も心もズタズタに死んだことがフライデーされているようで、きちんと調べてみると(カッコよさという観点からは)極めて「残念すぎる死」だということが客観的にはよく分かります。分かりますけどねー、たぶんファンからしたらアザだらけの尾崎の死体なんてどうでもいいんだと思います。輝いている尾崎豊が瞼の裏に焼き付いているのが尾崎ファンなんだと思います。死体はフライデー見せられても目に入ってこないんだと思います。それはそれでいいのでは(無責任?)
…そういえば、芥川龍之介の自殺を語る時に彼の語った「漠然とした不安」ていう言葉が引き合いに出されますが、これって別に芥川龍之介ゆえというわけではなくて、わりと誰でも分かるようなもっと簡単な意味じゃないでしょうか。別に芥川龍之介じゃなくても色々不安要素あるじゃないですか(苦笑)なので、ことさら睡眠薬を大量に服用して亡くなったことと関連付けてて考えても答えなんかでないような気がします。ただ、死にたかっただけでしょう。別に好きに考えればいいこと。この世よりもあの世の方にひかれたのだな。また、心身的にも身体的にも女性関係に置いてもいろいろボロボロだったらしいし。死ぬ理由ふつうに十分じゃないですか(苦笑)参考→「芥川龍之介の自殺の原因ですが、下記のとちらですか??1)大正時代の「プロレタリ… – Yahoo!知恵袋」
そういえば太宰治が亡くなった翌年に、田中英光という作家が太宰治の墓前で亡くなっている。
男は30代が自我を全うに保つことができるギリギリの年齢なんじゃないでしょうか。
40代は躯も同然。生きる屍。風前の灯火。南無三。チーン。
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