耳すまの月島雫って、小説を書く才能があるよな。
なぜならば…
初めて自分で書いた作品が、自分でイケてないことが分かってしまうのだから、
これ凡人だったら「あれ?なんか私って小説を書く才能あるじゃん!」って思っちゃうのではないかな。
客観的に自分のレベルが分かっている時点で、自分の能力を見誤る人よりかは遥かにすすんでいる気がするんですよね。
特に小説って割と自由に書けるものだから、冷静に良し悪しを見極めるのは難しいと思うんですよ。
それを、高校受験をおっぽり出して本気で取り組んだのに”あーあたしダメダメなんだ”と力量を知る。
勘違いしなかったからこそ、しっかりと勉強をしようと思い直した。
「才能がなくて自分は天才だ」と思ってしまったら、そこからの成長が無くなってしまう。
だから、とても立派なことだと思います。
ただ、本当に才能がある人はその壁をぶち破ってしまうのかもしれませんが。
月島雫は天才の類いじゃなくて秘めたる力のある秀才ってことではあるのですが…いずれにしても、
才能がある人ですよね。
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