企業が生産性を高めたら?別の企業の儲けが減って、全体から見ればイーブンになるだけ。
需要自体は増えない。それをどうにかくにか格差だの分配だのと言って是正する。
税の均等配分が国家の役割化もしれないけれど、なんか知らないけどみんなの生活が汲々するだけ。
謎すぎる。働けどはたらけど、なお、わがくらし楽にならざり。
漱石涿県楼桑村(特に意味はない言葉)
そういえばFIREに興味を持つ人が増えているんだとか…私も漠然と20過ぎの時から興味を持っていた。
給料が上る見込みもなく将来は暗い。私の世代はケチらしい。
デフレの真っ只中で育ち少し年上の氷河期世代と違ってバブルを知らない世代だからお金をぱーっと使う感じが分からない。私以降の世代はみんな分からない。どの世代に関わらずだが、自分のために生きたい。そのためには、他人のために生きたい。しかし、そういう時間もあまりとれない気がしている。自分のためにも、他人のためにも、時間を使うことができない人が増えることが、その社会が閉じていく幸福を感じられることのない一番の要因なのではないだろうか。
その解決策としてFIREがある。
FIREをしたら他人に興味を持つようになった。
FIREしたいのはもっと自分のためと社会のためにできることがあると思うから。
…というわけで現代とFIREが取り沙汰される理由は密接に関わっているんだなぁ。
とある米国で働く人の動画を見ていたら、アメリカに出稼ぎに行く優秀な非米国人は「自分のやりたいことをやるため」に手っ取り早く稼ぎたいから…という理由を掲げる人が多いことに驚いた。みんな極めて合理的な判断で行動しているんですねえ。それに引き換え日本にひっついてなんとか生きていこうとしている自分は極めて非合理的な存在かー?などと思ったりする。まあ住み慣れたところに住むのが良いと思い込んでいるからだけど。いたるところで合理性の欠如を社会制度や自己内に見て取れたりして…「あー、これはいけない」などと思ったりする。
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