(先程アマプラで三島由紀夫VS東大全学連を見たので唐突に三島由紀夫が出てきますが)三島由紀夫は自刃(じじん)をどう捉えているんですかね。あの人は映像では(首筋の)頸動脈を切ろうとして失敗して切腹に切り替えたのち介錯をしてもらっていますよね。いや、違うか。自分の腹を切っていますね。そこに拘っていますね。youtubeで探したけど、見つからなかった。てか、自刃ってなんでしょうか。自刃と切腹は違うかと言えば、あきらかに違うでしょう。切腹なら切腹っていうふうに表現することが多い。切腹以外の死に方が自刃になることが多い気がする。戦後、切腹で無くなったのは三島由紀夫だけだと言われているそうだ。現代人が責任をとるために切腹するって言ったら、私達は止められないでしょう。比較をするものじゃないですが、拳銃で頭ぶち抜いて死ぬことや脇差で頸動脈を傷つけて死ぬとじゃあ(それが誰だとは言いませんが、戦後に自害した人が2人ほど思い浮かぶ)やはり意味が全く違います。自殺する前に現代人が死ぬ時のことを想像して躊躇うわけですが、刃より拳銃の方がずっと楽な気がしてしまいます。切腹は肚のものを出す=潔白の表現&男らしさの表現だと聞いたことが有りますが自害の中でもとりわけ「特別視」される向きが明らかにあります(少なくとも私にはあります(だから、なんだって話ですが))
…ということで、なんとなくまとめてみました(少しずつ書き加えていく予定です)。
自害
自殺の(どちらかというと)否定形。
自決
(自分の意志によるので)自殺の肯定形。
※「自決」は近代に入ってから使われるようになったらしい。確かに時代小説では使われず「太平洋戦争の集団自決」みたいな時にのみ目にする言葉ではないだろうか。
切腹
腹を切って死ぬこと。基本的には自分の意志によるもの。
※介錯を斬首刑と見なすか自由意志に寄るものかは、意見が分かれるので何とも言えない。
自刃
刃物で自殺すること。切腹を含むが、頸動脈や大量出血等による死因を含む。
参考にしたURL
「武士が自殺するのに、「切腹・自害・自刃・自決」という表現があります… – Yahoo!知恵袋」
コメント