【戯言】フリーランスは技能を成熟(mature)させてこそ仕事が得られる

徒然草2.0

とある人にフリーランスになる方法を伝えて、仕事を得る先を探してあげたのですが…これまで彼がそういうタイプの人間性を発揮して、生きてきたからというのもあるのでしょうが、彼はこんな風なことを言いました…

「最初は失敗すると思いますが、精一杯がんばっていくつもりです!」

…うーん。

私として頭をもたげてしましましたね。

フリーランスに向いている人と、そうでない人っていうのは確かにいる気がしてしまいました。

もちろん、いきなり技能が向上するわけではありませんから、謙虚に学ぶ丁稚(でっち)になることは大切ですが。。。

しかし、技能を習得していち早く独り立ちしたいんですよねえ?であれば丁稚の立場であるという姿勢が基本スタンスなのは、ダメだと思います。

即戦力でも失敗することはあります。しかし、それをすぐ乗り越えて自分のものにして環境に慣れて足りないものを補っていき、最終的に技能を成熟していかなければならないんですよ。

…それに私が教えていたフリーランスになる方法は、最初に失敗を極限まで減らして能力の基礎と応用を伝えたつもりなんですが。それらを生かして仕事をこなして行きますってスタンスじゃないのが、辛いところです。丁稚思考を卒業して、半人前でもフリーランス(または社員)の自覚を持って臨む、マインドセットがあるので、まずはそのへんをしっかり抑えることが大切なんだな…と痛切した次第です。

フリーランスになるためにいちばん大切なのは…マインドなわけですが「己がプロフェッショナルであり、お客様の問題解決をしてあげられるスキルを持っている」という自意識です。

という話をもう少ししつこくしていく教材というかテキストがあってもいいかもしれない…なんてことを少し思った次第です。

徒然草2.0
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