攻殻機動隊のGHOST IN THE SHELL
ストーリーのはじめに主人公が暗殺する外交官(悪党)が述べるセリフ。
バグのないプログラムは存在しないが、デバックの不可能なプログラムもまた存在しない。違うか?
参考「攻殻機動隊GhostintheShellにて、作品冒頭での会話です。「外交官」… – Yahoo!知恵袋」
いや、バグじゃなくて仕様に問題がある=プロジェクトに必要なものが欠けている…とプログラマは説明しているそうだ。それは聞き取れなかったわ…
しっかし、一体どうして、このような齟齬がクライアントの間で生まれるのだろうか?
…などということを、Amazon Primeで アニメの冒頭シーン、草薙素子のフルヌードを見ながら考えていたら体調が悪くなってきたので、外交官の頭がぶち抜かれた少し先で動画を消した。
最近、悟ったことがある。
ソフトウェア・エンジニアリングはクライアントが望むものを作る。これがビジネスなのだ。当たり前だ。ビジネスがわからないやつは、ビジネスマン失格だ。しかし、このビジネスとやらのために、我慢をすると、プログラミングがひじょーにつまらないものになる。
…というかメンタルに不調をきたす。それに我慢するのが仕事と割り切るのが社会人というのなら社会人失格でいいとすら半分くらい思っている。
で、社会人失格ということになれば多くのものを失うだろう。
誰かに相談しているつもりはないが、そんな話をすると「まじめに考えすぎ」仕事はもっと適当でいいと言われる。解決困難な問題に対しては実際にそう思わなくもない。行き詰まりで真実を探しても行き詰まりは行き詰まりに過ぎない。
白黒つけすぎないほうがいいこともわかっているが、気持ちが悪い。
グレーの駒があるオセロは成立しますか。
1と0で演算しているコンピュータがたまに2といいだし3でアホになったらどうするんですか。
え?意味が分からない?そうですよ。意味が分からないことを言っています。
プログラミングは突き詰めれば、とても楽しいパズルのはずだが、意味が分からないことが混入すると非常につまらない苦行になってしまう。
…まあしかし、我慢こそが大切だ。
というところに戻ってループし続ける。
自分でも完全にイカれていると思っている。
なぜか、自分は同じような壁にぶち当たる事が多い気がする。
おそらく、自分の問題なのだろう。
だが、それを解決して良しとする気もまたいろんな意味で持ち合わせていなかったりする。
廃人は廃人になるべくして廃人なのであって、別に社会によって廃人が作り出されたわけではない。属性の1つに過ぎない。この属性は定数だ。廃人は廃人なのであって廃人に成ったのではない。我々、というか、その中の1人である私も含めて、そのことを深く理解する必要はない。廃人が更に廃人になってしまう。超廃人になってしまう。まちがっても廃人を理解しようとか、廃人を説得して廃人でなくしようとか、そういうことはしてはいけない。さようなら。
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