総務省にとってNHKは天下り先の仲良し組織だと私は捉えていますので、別に何の不思議もありませんが…
わざわざ総務省が率先して実験をNHKに促す意義が全然わからないのですが???
総務省は27日、NHKに対して、テレビを持たない人にもインターネット配信を通じた番組視聴を可能にする社会実験を行うよう要請する。武田総務相が同日の閣議後記者会見で明らかにした。ネット上のフェイクニュースや悪意のある情報が問題となる中、テレビを見ない若者を念頭に、多様なメディアに接してもらう狙いがある。「NHKのネット視聴、テレビ持たない人にも…総務省が社会実験を要請 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン」
若者にフェイクニュースを見せたくないって…汗。また、若者を理由に使うのですか。ズルいですよ。そんなことのために実験するの?税金を使って?
無駄無駄無駄無駄無駄ーッ!!
って感じですね(汗)
そこんところに税金を使うなら日本の未来のためには、ITをうまく使えない老人に対してインターネットを使用した公共サービス提供を民間業者でも巻き込んで、諸々の実験でもしたらどうなのだろうか???(あ、老人をダシに使ってすみません)これじゃあNHKと同じ穴のムジナになってしまう。戒めよう。。
あと、フェイクニュースっていうのは、嘘か真か問われるわけだけど…メディアの恣意的な情報の取捨選択については、例外あつかいしてしまうわけで(私が読んだフェイクニュースについて論じる本が、メディアの情報掲載に対する記事選択の恣意性についてはふれていなかったので、今はそのように解釈しているが、これがフェイクニュースについての正しい定義かどうかの自信はあまりないわけですが)本来はそこんところの真偽を複数の情報から真か偽か見極めるバランスをとるのに最適なのが、インターネットなのではないか?と私は思うんですけどね。
ポジティブにインターネットなるものを捉えるならば…で、いささかインターネットを過大評価しちゃっているかもしれませんが。
インターネットがフェイクニュースを垂れ流す一方、フェイクニュースをフェイクであると指摘するのもまたインターネットがあるからしやすいのです。まあ、その指摘をするのに公共放送であるNHKの情報が一役買うことは別に否定はしません「NHKではこう報道されている」というのは論ずる内容にもよりますが上手く使えるソースです…。(NHKが報道しているから怪しいと言われたら何とも言えませんが(汗))しかし、正しい情報を伝える役割は常に公共放送であるNHKが旗振り役になる、っていう時代でもなくなってきているのではないでしょうか。
営利組織には出来ない情報提供ができるのが公共放送のNHKの売りらしいですが、なんなら違うスポンサーの情報提供動画を見れば済む話なんですけどね。
NHKやっぱり要らないよー。
嘘を嘘と見抜けない人は(匿名掲示板?インターネット?)を使うのは難しい…という”ひろゆきの言葉”どおりでは?…ましてや…つーか、つまるところ、フェイクニュースに踊らされる人に対して重要なのは、踊らされないようにするためのメディア・リテラシーを身につけることなのであって、正しい情報をNHKがインターネットを通じて提供することじゃないですよ。
まず、前提からして総務省は間違っている(苦笑)
むしろ、総務省が証明すべきことは(無理でしょうけど)NHKがフェイクニュースに対してどれだけ正しい情報を提供していたか?じゃないですか?だって、トランプとバイデンの諍いに一番騙されたのってNHKの朝ドラをよく見ていた主婦層じゃあなかったですっけ?「「ワクチンは殺人兵器」「トランプ氏が世界を救う」母親を奪った陰謀論。息子の語った後悔とは」フェイクニュースに騙されているのは若者ではなくおかんなんですけど?これに対してどう説明するのNHKと総務省。あなた方を支える方々が、あなた方の報道を信じていませんよ。まあ、この手のおかんは、声の大きな中の良いお友達からLINE経由で聞いた話を鵜呑みにしちゃっている気もしますけどね。
おかんがフェイクニュースに騙されるの、若者からすると迷惑なんですが…どうにかしてよ、NHKと総務省さん。コンビニのATMに大金を振り込むおかんに正しい情報を伝えるのと同様に、ぜひ真実を伝えてください。
さて、話がそれたので戻すとNHKがインターネットを牛耳る(インターネット民からお金を収奪する)ことは限りなく悪。NHKがyoutubeに広告無しで動画を流してもいいわけだ(youtubeチャンネルもTwitterもたしかありますよね)。戦後に電波塔を専有していた時代のようにインターネットをNHK自身の手中に収めて利益を掠めとるかのような試みをNHKにさせる必要ってどこにあるのでしょう?ましてやそれを総務省が助けるの?NHKに稼がせる以外のどこに正義つーか国民生活を助く理由があるんですか。
従来どおりに電波でNHKが恣意的な情報を受動的にそれを国民の脳みそへ流し込むのならともかく、インターネット経由でゴリ押しでNHKを見させるなんて出来るわけがありません。仮に出来てもすごい広告料が掛かると思いますよ(あ、ここにまた某赤字だらけの巨大広告代理店を間に挟んで税金をポケットにいれるスキームをこしらえるんでしょうか)また、仮にそこに対して国家権力を使うのならば、いずれにせよ民業の圧迫ではないでしょうか。無料動画サービスがここまで充実しているところにNHKをぶっこむなんて百害あって一利なし。必要なときにテレビを付けてラジオを聞くこともあるだろうから、そこらへんの旧インフラ(なんて言ってはいけないですが、インターネット意外の情報提供メディアの仕組み)だけをしっかり運用しておけばOKなんじゃないでしょうか。(言わずとも、そうするでしょうが)
…もっと言えば、個人の権利だのなんだのと言えばそうですが、インターネットで商いする私からすると違和感がすごいある話でしたよ。(語尾をつけないとキツい言い方だと誰かに指摘されるので語尾を付けたよ)以上。
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