若干不謹慎ではありますが、コンクリートについて詳しく存じませんが、最近また事故がありましたね。。。
それでmixiの記事に「セメント樽の中の手紙」みたいだな見たいなことを書いている人がいて、、、
それについて知らなかったので読んでみました。
青空文庫にありました。
これです「葉山嘉樹 セメント樽の中の手紙」
「セメント樽の中の手紙」は、葉山嘉樹(はやまよしき)のプロレタリア文学らしいです。
wikipediaによれば、葉山嘉樹という労働運動家が妻に逃げられ2児を失ったそうで、それで1日たらずで書いた小説らしい。
葉山嘉樹長女が遺髪を青山霊園の解放運動無名戦士墓に納めたらしいので、再婚したのか。なんかバイタリティ溢れた人だな。
本来はコンクリの中に巻き込まれた人…労働という自己疎外の結果の成れの果てはコンクリといっしょになって肉片がどこかに練り込まれるというところにプロレタリア文学の批評としては思いを馳せるべきなのかもしれないし、賃金や子どもがぽこぽ生まれる様子になにか感慨深いものを得なければならないのかもしれないが、そんなところに興味はあまり覚えなかった。強いて言えば、現代の価値観であーだこーだ言う意味はないのだが、「子ども作りすぎじゃね?」としか思えなかったのだった。
おわり。
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