ネタバレあり。
…やっとシーズン9を見終わった。
色々と世代交代が進んで消える人が消えて…
もう、わりと話が…どうでもよくなったてきた感がある。もう最後まで見た…と言ってもいいような。どこでウォーキング・デッドシリーズを見るのやめればいいのかわからなくなってきた。そんなこと言ったらA・ロメロの映画作品で辞めておけばよかったのだが…。
シーズン9のラストで囁く者(ウィスパラーズ)によって殺害された人たちの生首が晒されるシーンは、思ったほど驚かなかった…なんでTwitterで話題になっていたのだろうか?かなり微妙だった…生首の作り方が悪いので、誰が誰だかわからない。あれ、動いている必要なかったのでは。安っぽいゾンビマスクにせずに血の気があるような本物っぽさ!を出したが良い気がする。また、タラをロジータに見間違えた。タラも別に顔に特徴がない…。
ヘンリーがアルファに殺されたのは、娘を奪った復讐であるが、イーニッドとタラは”大人の都合”でお亡くなりになった気がしてならない。タラは総督陣営の出身者という意味では、死なないキャラだと思っていたのだが…。あと、イーニッドは医者に成長したがセディクがいるので医者は2人も要らないってことで消されたんだろうか。残された聖域出身の自称器用貧乏のイケメン彼氏(名前は知らん)が気の毒だ。眼鏡の少女はリディアの恋敵役だがヘンリー亡きあとに三角関係は不成立になるので不要になった。同様にヒルトップの不良少年らも邪魔なので殺処分…と言ったところか。
イケメン君や音楽教師とかがお亡くなりになったのかと思ったが…他は脇役が逝った感じ…。リックはどっかに緊急搬送。マギーも外出中。ジュエリーはどっかでエゼキエルあたりを庇ってお亡くなりになると思ったがまだ生きている。アーロン?アローンは影が薄い。ジーザスもシーズン9道中の突然死がとても残念だった。リックとダリルを相手に軽妙なフットワークで圧倒する頭が良い人だったのに。ジーザスがリーダー気質ではないにせよマギーにヒルトップを譲る意味もわからん。そういえばモーガンおじさんは気がついたらどっかへ消えていた。一応、ヘンリーにはイーストマンの棒術と不殺の思想を伝えたはずだが…モーガンもヘンリーも殺人術としての棒術しか継承しなかった…というのは残念というか皮肉というべきか。教訓臭くなくていいのかもしれないけれど、なんだか一本筋が通ったキャラであって欲しかった気がするなぁ(ちなみに、調べたところによるとモーガンはフィアー・ザ・ウォーキング・デッドへ移籍したらしい…チームの移籍が可能なのか…移籍が可能ならウォーキング・デッド、もうなんでもありだな)
ちなみに、わたしが大好きなニーガンおじさんは、なぜか牢屋の中でついに丸くなってしまい…得意のジョークも相変わらず滑っていた。ジュディスの父親代わり?お友達?謎の好好爺になっちゃった。彼のリーダシップに期待したいところ。個人的にはニーガンとサイモンが聖域のボスに成り上がる話が見たい。ジュディスとニーガンのコンビが新聖域を作り直し救世主になる話でもいい。
日本人や中国人がいないな…と思っていたが…やっとでてきた弓使いのユミコさん。日本人?日系移民?という役柄なのだろうか。カッコいい雰囲気。他のメンツも、今のところみんな生存していて地味にすごいグループ。そういえばどうでもいい話ですが日系女優って欧米で流行る”日本人顔”ってありますね。なんかそういう傾向ありますね。まあるい子供っぽい顔は流行らない。キリッとした面長の人が流行る。東洋美人の定義がその手のものになるんでしょうか。欧米人がイメージする東洋美人って、目が細くてユミコさんみたいな顔を指すんでしょう。ちなみにジュエリーが典型的なモンゴロイドの中国系?モンゴル系?ヒルトップにも東洋人がいた。2代目グレンみたいな人。なんというかこれは作者がそういう文化圏の人だからでしょうがないのでしょうが、米国そのものが多民族コミュニティではあるけど、プロテスタント視点がすぎることに違和感が残ってしまう。わざと意味づけしないようにキャラとストーリを構成しているところに意味がある気がしてならない。
…というわけで、今のところウィスパラーズも同じ地域に住む隣人で隣人同士仲良くやろうよ…というスタンスらしい。それぞれのコミュニティに正義がある(誰が正しいというわけではない)これは、米国人が思描くコミュニタリアニズム的な世界観がこれなのかな?知らんけど。
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