このゴクウの元ネタはどこかに魚拓があったと思うのだが…さがすのがめんどうくさい。数日前に話題になっていた。
C言語は高級言語の地位を剥奪されたのか? https://t.co/U1U5NdIYLJ
— gomiryo (@gomiryo) September 3, 2021
そのアプリケーションエンジニアの人は「若い人はAIや機械学習で(ぼくらおっさんよりも)アドバンテージをとるために頑張れ!」みたいなことをレスっていて、私としてはその部分を読んで”強烈な違和感“を感じていた。
ITの低レイヤーにせよ高レイヤーにせよ簡単になってきている気がする、むしろアプリケーションの開発における割と高レイヤーな部分において人ができることはこれからますます減っていくと思うし、今後の需要はむしろAIや機械学習の分野一辺倒になる可能性だってあると思う。
逆に、私がご飯を食べている分野だからこそ言うのだが…アプリケーションエンジニアの需要は減ることすらあれど増えることはない気がする(需要と供給のバランスがとれていない期間はまだ続くと思うものの…そこに左うちわでたたずむのはいかんと思います)。横断的にシステムが開発できることは利点の1つで、私も「フルスタックエンジニア」とか言っていますが、そこには当然にAIや機械学習のアドバンテージも取り入れる必要があるな…とAI将棋とプレーして強く思うのである。
より具体的に言うと…
AI将棋に対して人は勝てません。だから、俺は「アマ4段でプロ並みの実力だぜ」と言う努力は素晴らしいし、人間界では将棋がすごい強い人だけれど、AI将棋界ではザコに過ぎないということを踏まえますと…ザコは(大人しく将棋を趣味でやる分には構わないけれど)プロよりも強いAI将棋の仕組みを上手くつかって仕事を片付ける能力をマネタイズする必要があるということになろう。ということを言いたい。
将棋が上手くなる努力や江戸時代から将棋がどう変化してきたかという歴史よりも、AI将棋の仕組みを上手く使って仕事を効率よくこなす努力の方が、ITエンジニアリングにおいてはデータサイエンテスという分野で確かな価値がある。言ってみれば当たり前なんだけど、この当然の事実を無視しちゃいけないと、最近になって改めてよく思う次第です。
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