「2時間で丸わかり 仮想通貨の超入門書」を読みました。知らないことがたくさん書いてあってとても面白かった。イーサリアムとリップルがおすすめと著者が言っていた。インターネットの雰囲気を読んでいても感じることなので、その点は、それほどためにならなかった。(あまり矯めてから出すような情報でもない気がするが「私はBTCには投資していない」と言い切った上でリップルとイーサリアムがおすすめ!と言うの微妙)
この本のサマリーというか個人的に役に立った知識の箇条書き
- 日本の国債格付けは韓国や中国より下で信用度が低くい
- 仮想通貨の流通で中間搾取する手数料ビジネスが崩壊する
- 世界銀行が仮想通貨を発行する(?)
- 日銀が仮想通貨を発行する(?)
- 銀行が仮想通貨を発行する(これはすでに行われている)
- クラウドファンディングなどの個人が企業へ投資する仕組みがあれば銀行は不要になる
- ブロックチェーンはダイヤモンド取引の透明化やトレーサビリティ確保に使える
- ブロックチェーンは投票の仕組みに使える
- 仮想通貨は、通貨の3大機能を兼ね揃えている。三大機能とは、価値の尺度が計れる、交換できる、保存できる
- 仮想通貨の利益は雑所得扱い
- 仮想通貨の購入時に消費税はつかない
- 仮想通貨を法律的に位置づけたのは改正資金決済法がはじめて
- 仮想通貨の儲け=雑所得は最高税率55%、FXや株式は一律20%
- 仮想通貨が危ういという人は法定通貨が大丈夫な理由を説明できるか?
- 金融緩和は通貨の発行数を増やすことであり、通貨の価値を下げることだから、一種の搾取
- クモ型とヒトデ型の金融モデル-仮想通貨はどこを切られてもしなないヒトデ型-
- 国家の最優先目的は権力の維持と権力の拡大である。自国民の資産の保護ではない。国民の資産を守ることが国家の第一目的ならば国が滅びても国民が生き残る資産を通貨として選択すべきである
- 価値の乱高下は通貨の宿命
- 仮想通貨にもリップルのようにリーダがいる通貨とBTCのようなリーダがいない通貨がある
- ハードフォークの理由は慎重にとらえること
- リップルは決済スピードが速い
- イーサリアムは名だたる企業がスマートコントラクトの標準化などに携わっている
- ICOに注意
- COMSAとCAMPREIRE
- BCC、CRE、PGC
今後、イーサリアムとリップルでの取引が一般的になったら、爆発的に利用者が増える=価値が上がるんじゃないでしょうか。
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