マルティン・ルター…ドイツの神学者。ローマ・カトリックからプロテスタントが産まれた宗教改革を行った中心人物。
・「ちなみに、ルターもドイツ農民戦争の時に同じようなことをしています。農民は武器を手にしているけれど、権力に対して反乱するのは最大の罪であり、できるだけ罪が少ない団塊で殺せば、終わりの日に復活の可能性が残る。彼らを救済するためにすぐに鎮圧すべきだ、とルターは領主に進言し、実際に領主は聞き入れました。オウム真理教のポアは「狂気だ」と言われましたが、同じことをしたルターの思想も狂気だったのでしょうか?」『読む力を鍛える』(佐藤優)