ユダヤ教
紀元前2000年頃に古代イスラエル人(ヘブライ人)はパレスチナ(カナン)に定住して生まれた民族宗教。
エジプトへ移住した一部のユダヤ人は奴隷化するが紀元前13世紀に預言者モーセにより脱出した(出エジプト)。
人格神であるヤハウェ(裁きの神)(正義の神)と契約をした民族という選民思想を持つ。苦難を乗り越えた末は「最後の審判」で救われると信じている。また、神はモーセを通して律法(トーラー)を民に与えた。律法の根幹は十戒と言う。『旧約聖書』を聖典としている。
ダヴィチ王やソロモン王の国として栄えるもアッシリアや新バビロニアに征服された。イスラエル人の多くがバビロンに連れて行かれた(バビロン捕囚)
司教階級のサドカイ派や律法を文字通り解釈するパリサイ派に分かれる。律法を守れない遊女や徴税人を罪人として差別する。