戯言。福島・南会津旅行。1日電車4時間も乗っていると疲れるなっと。

徒然草2.0

移動しているか、寝ているか、観光しているか、食べているか。そんなこんなで、コロナが開けて関東から出たのは5年ぶりじゃないだろうか。現地の人の協力があったからこそだけど、とても楽しい2日間。しかし、何をしたわけでもないのに疲れてしまった感がある。…なぜか気力がわかない。たぶん、食べ過ぎて体力が奪われた。。

仕事からの逃避行も兼ねて旅へ来た(?)福島県での農業就労について少し考えを巡らせている自分がいた。打ち捨てられた畑と小屋と家を見ていて、単純に”もったいないな”という気持ちになった。農業は、ネットで調べる限りとても大変そう。採算が合わないと思う一方で、うまくやっている新規参入で農家もいるのだという話もちらほらで聞いた。無論もっと深く聞けば、過酷な部分が見えてくるだろうが。自分が農業をはじめるにしても、色々とトレードオフがありそうだが、総じて「大変そうだ」に尽きる。その内訳としては「重労働」で「時間がない」のに「上手くいかない」のはまあいいとしても「儲からない」のはなかなか辛いものがあるだろう。でも、もっとも辛いのは、やっぱり結局のところ「人間関係」なんじゃないか?という気がしてしまった。自分の思考が終わっているのかもしれないが、他人と比較して自分がうまくいっていないことへの妬みや惨め感というかそういうのは、結局のところ農家になってもあるだろう。ただ、誰かのためになっている「充実感」みたいなのはありそうだし、そのへん割り切れれば悪くないのかもしれない。と考えると人と人との距離感が違うだけでサラリーマンと変わらないと言っても差し支えない部分も残る。アグリビジネスに野望はなくはないから、すごーい農業ビジネスの話には惹かれるけれど、JA基準の農作物を作りながら最初はスタンダードにやったほうが、無難だろうなという気がしている。ま、早い話が自分が小心者でバイタリティに欠けるってだけの話に過ぎないが。

…都市での生活に疲れている自分がいるのは事実で、やり残したことも別にありませんし、だったら自然の中でどうにかこうにか生きていたほうが楽しそうだな…、という最初の漠然とした理想的なイメージは変わっていない。ただ何でも商売は需要と供給というかマーケティングであるし、リスクが見えにくい部分も多い。…とりあえず、このまま都市で行けるところまで這いつくばってみるしかないか、というイメージもまた変わっていない。つーわけで結論としては「農業は無理」に傾いた(苦笑)

ちなみに、アイキャッチ画像は会津田島の鴫山城、空堀と石垣しかなかったが…山の上の方まで役所等の施設があったらしく当時の姿を思い馳せながら、軽いトレッキングが楽しめた。山城ってかっこいいよな。他の山城も見てみたいと思った。

…というわけで巡ったところを、あまり詳しく書くといけない気がするので、ほどほどにしておくが…やはり会津エリアは明治維新の傷跡を見守る旅にするのが、見どころなんじゃないだろうか?会津の歴史をもう少し詳しく巡ってから、今回いけなかったところも今後まわってみたいと思った。個人的には廃仏毀釈運動がどの程度ひどいのか?について知りたい。徹底的にぶっ壊されている遺跡もあるが残ってる寺社仏閣は何が違うんだろうとか。

-了-

徒然草2.0
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