戯言。映画のゴースト・イン・ザ・シェルを見てきた。

徒然草2.0
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ネタバレあり。アマプラで見つけた。アニメの見せ場が実写化されていて、その点は良く出来すぎている。あまり違和感がないっていうのがすごい。アニメの内容を完全に忘れていた(というより、あまり理解できていない)が、ああ、こんな内容だったっけ?こんなシーンあったな、っていうのが分かりやすくて、大変よかった。映像★★★★★、内容★★★★☆、全体★★★★★、って感じ。最後まで飽きること無く楽しめた。

ただ、なんだか9課の同僚たちとの関係がすごいタンパクな感じがして、なぜ草薙素子が9課の少佐として生きていくことを選んだのか、あんまり映画だけだとピンとこない。内容が頭に浸透しない。これは映画の出来とは関係なく、以前から攻殻機動隊の話がSFにして出来すぎているという違和感だと思うのだが(うまく説明できないが)9課のみんなは基本的に良き仲間で、ミッション・インポッシブルみたいに全員が裏切り者というわけではない。荒巻は良き上司、バトーは良き同僚。もう、この時点で出来すぎているよね。犯人は完全擬態を造っている博士の単独犯。映画版ではバートン博士の命を投げ出して草薙素子ことミラーの命を救った「愛」があったというのが大きいが、実写版でもこんな内容だったっけ?。ただそこらへんの内容はクローズアップされていない。そのへんがちょっとタンパクな内容だと受け取れてしまうような気がした。全体的に話の繋がりが希薄。救世の正体はヒデオ?アニメもこんな内容だったっけ??

アニメ版も見られるようになっているので、また最初から見直している。内容のすり合わせ…インストール中…

 

ちなみに、私は映画の主人公が自分自身だと置き換えて視聴してしまうくせがあるが、自分が草薙素子だったとしたら…「過去がどうあったか」ではなくて「現在からこれから」をどう生きるべきかが重要であるという自己啓発というか人間の尊厳/アイデンティティの部分ではもちろん共感する。しかしながら、そこが重要なテーマとは言え、最後にテーマというかテーゼとして突きつけられるだけであり、別にそれがこのゴースト・イン・ザ・シェルから与えられた重要事項でもないと思う。解釈は自由で、義体化が進む人間社会におけるパーフェクトヒューマンの先駆けとして捉えることもできる。それを自分に置き換えるなんて笑止千万という人もあるだろう。でも、そういう風にしか見えないんだよな。

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