戯言。ウォーキング・デッド4-14を見ています。

徒然草2.0

ネタバレあり。

ジリーという女児は初めからメンヘラな感じだった。数多くのメンバーを傍から見た勇敢さもってして命を救ってきたが…それはゾンビと人間を同じものと捉えているサイコパス性によるものだったことが明らかになってしまった。キャロルはジリーのサイコパス性について「気づかなかったのよ」と言い訳していたがキャロル自身をお母さん代わりに見立てて近づいてくるジリーを見て、育ての親の愛情不足が見え隠れするところは最初からゾッとする印象だったけどな(見ている側からしか気づかないと言えばそうだけど、変わった子であるということはキャロルにも分かっていたはずだ)。

逆にシーズン1の一番目の犠牲者であるソフィアがイノセントなガールとして衝撃的であり続けている。まあ別にキャロルがそう語っているだけですが…。キャロルは総督と違って他人の子を実子として投影するところまではいかないのが、同性の子ゆえなのかもしれない。そんなにあたしにベタベタされても困るのよ…とはじめから距離をとろうとしている。

ちなみに影があるこのジリー役ができる子役…というのはすごいと思う(もともと、そういう印象の俳優なのだとは思うけど)ジリーはゾンビに名前をつけて遊び相手にしているヤバい子。敵対する人間に一切の感情はなく攻撃ができる。ジリーの妹ユカは逆で優しすぎて敵対する人間を攻撃できないし鹿も殺せない。まあ子どもに拳銃で人や大型の獣を撃てと言うのは無理があるので、普通の子ってことになるが。

…でもってジリーはとうとう実験的にユカを殺して、ゾンビ転生実験を結構…サイコパス劇場がはじまるのか?こういう話になるとは思っていなかった。ジリーとユカの死期が近いことは、別の調べ物をしていて知っていたのだけど、このような結末になるとは。子どもをゾンビに殺させるよりも、大人の手でやるほうがいいのかも(あ、でも第一犠牲者ソフィアはゾンビに殺られたんだった)

自分だったらさっさとジリーに屠られる前にさっさと彼女を置き去りにして逃げてしまうだろうが…もしくは殺られる前に殺るしか無いわけですが、キャロルが後始末をつけて私刑…あやっぱりそういう判断なのね。南無南無。ある意味、これが最大限のキャロルの…というか人間の愛なのかもしれない。知らんけど。

ただジリーは、自分が信じる正しさに従って生きただけだったので、そこはなんとも解釈が分かれるところだし残念なところだ。ある意味、恐怖を知らないという意味では、ゾンビを使った世界征服をすることだって訳なくできる素質がジリーにはある。サイコパスな人はカリスマ性があり、魅力あるペテン師としては天才だ。ただジリーはまだ子どもで純粋すぎて社会経験がなさすぎて、グールの軍団長にはなれませんでした。ネズミをあげて飼いならしたゾンビは兵器に使えるってことに気づくし、人間の方がゾンビよりもクソな一面がある、ってことに気づくのも時間の問題だったのかもしれない。ゲームのバイオハザードもゾンビは兵器という位置づけだし、ウォーキング・デッドもそういう設定になっていくのだろうか?

あと、タイリースの恋人(名前を忘れた)をゾンビ転生する前に撃ち殺したキャロルの業を、タイリースもまた背負って生きて行かなければならない(てか、タイリース視点から言っても、キャロルを責めてもしょうがないと思うんだけど。キャロルを銃で殺しかける描写があるがリアリティに欠けるというか、そこへの感情移入がまったくできないです。そんなに踏ん切りつかないものなのだろうか?もう諦めるところだろう…という気しかしなかった。ただ恋人の死ぬ瞬間を見れなかったというところだけが心残りではあるんだろうけど、タイリースがキャロルにかける言葉は「ゾンビ転生する前に苦しまず殺してくれて、どうもありがとうございます」になるんじゃないだろうかね)あと、ある意味、キャロルは見切るのが早いと思う…ゾンビ感染拡大時代に生き残るための判断とはいえ…。

…シーズン4の初めはキャラ性が引き立つ話が皆無だったが、やっと伏線とかキャラ性が上手く組み合わさった複数のストーリが並走するようになってきて、欧米ドラマ特有の計算された楽しい感じになってきた。

みんなが終着駅というところへ向かい出し…あとアトランタ付近からワシントンを目指すのか?まだアメリカ国内には結構な生存者がいたるところにいることも分かってきた。

引き続きゾンビサバイブが楽しめそうだ。

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