恵比寿のモンベルにいる客層と登山商品の多様化について勝手に思うこと

登山は老人の趣味だと20代の時に思っていたのだけど、最近は全世代の趣味だと思うようになった。

好日山荘というメーカー商品の4分の1は60代以上が占めているというが、ノースフェイスやモンベルだともう少し客層が変わってくるのではないだろうか。ちなみに、誠に勝手ながらパタゴニアは老人のイメージがある。商品の値段が高いので自分には買えないという理由もあるかも。

モンベル製品は割と安めで悪くないクオリティなのがよい。

海外製品は税金や輸送料の関係だろうか、もともと高いものが更に高くなってしまうのがつらい。

恵比寿にモンベルが出店した当初から思っていたが、まず「モンベルが恵比寿駅前にあることが驚き」リニューアルして売り場の面積が大きくなったのも驚き。この前、久しぶりにモンベル恵比寿店に行った。ナルゲンボトル的なプラスチックの水筒を仕事帰りに購入しに行ってまず驚いた。20代、30代、40代が多い。あとは女性が多い気がした。入ってすぐ出ていく。女性客は入ってくるけどすぐ出ていく。目的のものがないと思うとすぐ出ていく。出ていくスピードが男性客より早い気がする。なんでだろう?

山ガールなんて言葉もできたが、一過性のものじゃないのだな。スーツを着込んだ女性の姿がちらほら見受けられる。

自分の場合もそうかもしれないが、逆に籠もって仕事するタイプの人ほど、山という自由空間に求める何かがあるのかもしれない。他人の心の中は読めないが、たぶん山に行きたい心理的な自分と同じものがあるんだろうと推測する。私が知らないだけで、周りにそういう山岳サークルで活動している人が居たのだろうけど、もともと登山にそれほど興味がなかったけれど、誰かに誘われて趣味になる人の話も聞く。

私としては、人知れぬ場所に山へ行きたいという理由のため、登山人口が増えるのはいささか嫌な気持ちもあったりするのだが。登山人口が増えたほうが交通の便とか一部の山荘や登山道の整備とかがきちんとなされるため、たぶん良いことなんだろう。ポジティブシンキング。「登山が趣味です」と言っても煙たい顔をされないのもよい。社会人になってからすぐに趣味が登山と言ったら(協調性がないという理由だろう)諌められたことがある。ピアノをひくのはいいのに、登山はダメなのか。大きなお世話だといいたい。

だいたい私以外の人は大勢でぞろぞろ行っている。フットサルやゴルフをやる感じで登山に行ったっていいじゃない。結束力を高めるためにこそ登山で強化合宿を社内行事としてやるのもいいんじゃないか?多くの社員から不評が出るんだろうけど。みんなで協調して困難を乗り越えられないならば、その会社もたかが知れているわ。(自分のことを脇に置いていいました)で、本題。昔に比べて登山商品も多様化している。山林生活に憧れるという記事でも書いたかもしれないが、山林をつくったら茶室のような小屋をまず建てたいと思っている。そうなるとまず最低限の茶器が必要だと思っていたが、登山者用の茶器も販売されていた。

野点(のだて)という言葉もあるくらいで、屋外でお茶をたてるのは、何も不思議なことではないが、しっかり売り場の面積がとられて販売されていた。野点のセットがあるため、それでもよいが登山製品の方が従来の野点セットよりも軽量化されていて携帯性が優れていると思われる。本当に必要な際はいくつかの製品を見比べる必要がありそうだ。

自分の趣味の延長だから自信を持って言えるのだが、登山商品の企画なら自分でも割と容易にできそう。実際そういう登山商品企画をする人に言ったら「なめんじゃねーよ」と言われると思いますがw、でも多様化した分なんでもありな世界だと思います。あったらいいな、しっくりこないな、こういうものがあったらいいのにな、そういうものが登山製品にはまだまだいっぱいある。

…というわけで、すごい未来のある市場だなと思った次第です。

例えば、耐熱性と軽量性のあるスプーンとフォークを数年間さがしていますが、まだ見つけていません。近いのはあるのだけど、なんか違う。チタン製のやつでいいのはあるのですが異常に高かったりする。こういうものあったらいいのにが、まだ揃っていない。

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