嫉妬心はどこからどこまでを言うのか?

最近、よくわからないものに「嫉妬心」というものがある。

  1. 嫉妬心の定義はなにか?
  2. 嫉妬心が人を動かすSNS
  3. ベンチャー企業がつまらなそうなのは私は嫉妬心が強いから
  4. 私は嫉妬心が以上に強い?
  5. 嫉妬心に関する質問事項を考えてみる

嫉妬心の定義はなにか?

見栄とか羨望というものにも関係しそうであるが、この感情の正体がよくわからないと思うことが最近よくある。嫉妬心は往々にして無駄な感情だと言われるが、嫉妬を乗り越えようとする力もあるので、一概に嫉妬心がすべて悪いとも言いにくい。嫉妬心がまったくないと魅力的に見えない無味乾燥な人物になるそうだ。とくに恋愛においては嫉妬心がまったくないと何の面白みもない…たぶん。

嫉妬心を語る人の文章を読んでいると、定義がまちまちで前提として何を嫉妬心をどうとらえて著者が語っているのか、具体的事象を見つけ出さないと正しく読めないこともある。(恋の嫉妬心については、わかりやすいが、恋じゃない嫉妬心は、わかりにくいところがある。心理現象が表に出にくいからだろう)そういった嫉妬心を語る文を読む読者は、著者の嫉妬心と同じものを想定しているかどうか、まず正しくとらえないといけない。また、嫉妬心というのはすごい曖昧なもので、自分が嫉妬心を持っているということすら気づかないことがある。自分を写し鏡にして嫉妬心は何かをとらえないといけないので、まずは、自分の嫉妬心を見つめ直さないといけないとも思う。

嫉妬心が人を動かすSNS

「FaceBookに楽しい写真をアップするのは、見ている人が嫉妬心を持って連絡してくるから面白い」と言っていた知り合いがいる。FaceBookやInstagramには楽しい写真がいっぱいだ。楽しいことをしていると、人が注目してくれる…この正体は”嫉妬心”だというのだ。これには一理あると思う。他人に興味を持って自分を比較する。イライラする人はSNSをやめてしまうかもしれない。もっと嫉妬心が強い人は、相手のアラを探し出すのかもしれない。狡猾な人は投稿した人に連絡をとって「なんだか楽しそうだね?」と言ってつけ入るスキをうかがって、自分のために行動に出てくるのかもしれない。それを計算ずくで投稿するのは、マーケターとして賢い。

ベンチャー企業がつまらなそうなのは私は嫉妬心が強いから

慢性的な人材不足のベンチャー企業へジョインを促されることがあるが、なんだか面白くなさそうだしあまり儲からなそうなので無理には参加したくない。お金より想いを要請されても疲れてしまう。無理に参加したくない人は、だれもおよびではないだろうけど。とにかく総合的な理由で参加したくないのだが、最も参加したくないと思う一番の理由は、さらっと言ってしまえば、人に関する問題があるからだと思う。私は、自分自身がわりと中心人物で、コントロール感している感じがないとストレスになるようである。なので、そういう人間関係は避ける傾向がある。

例えばイケてる企業では、感謝のメッセージをカードに書いて、人に渡すという取り組みをしていたりする。自分が働いているという実感は人に感謝されるからだということを、意識させるための取り組みだ。調べてみると、それを「サンクスカード」と言うらしい。普通の企業で働いていれば、誰からも感謝されない人なんてごまんといる。特定の人ばかり褒めそやしていると、周りがやる気を失していく。「なんで、あいつだけが周りにちやほやされるんだろう」という嫉妬心が生まれる。そういったストレスを全体でフォローアップしようということがサンクスカードの意図だと思う。

私は、もらったことがないけど、書いたことがある。

私は嫉妬心が以上に強い?

そういうわけで恋愛的な嫉妬心は薄そうだが、それ以外の羨望や見栄という観点で語られる嫉妬心については強いほうだと思う。ということは、この嫉妬心をうまいぐあいにコントロールすることが重要になっている。名付けて、嫉妬心マネジメント(そのまんま)。

嫉妬心に関する質問事項を考えてみる

楽しい人を見るとイライラするか。自慢話をする。(見栄も嫉妬心に由来する?
ミスをした人を許せない。(短気であることや、寛容でないことも嫉妬心に由来する?
他人の隠し事は許せない。(他人がどう考えているかを必要以上に知りたくなる?
一人が好き。(集団行動が嫌い=嫉妬心が強い?

嫉妬心を可視化するツールをつくってみたい。

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