まずい料理を安全かつ簡単に作る方法

徒然草2.0

小学生のときに「誰が一番まずい料理を作れるか?」という大会を主催したことがあります。

各々がこれを混ぜたら「まずくなる!」と思うものを混ぜる創作料理大会というわけです。

ちなみに、この大会にはルールがあって、「料理」でないと出品すらできません。

料理でないまずいものは、とても簡単につくれるからですね。

出場者は「料理でありながらまずいもの」を作らないといけないというわけです。

さて、ここでいう料理の定義を明らかにしておきましょう。

料理の定義

ここでいう「料理」の定義とは、料理に使うものは一般的に「食べ物」であることです。食べ物以外のものを混ぜてはいけません。加えて、もう1つルールがあります。それは、塩や胡椒や酢や唐辛子などの調味料やスパイスを入れすぎないこと。しょっぱすぎたり、辛すぎたりすることも「料理」でないと見做されます。

  • 料理の定義
    • 食べ物を使うこと
    • 調味料・スパイスを使いすぎないこと

さて、あなたならどんな料理をつくりますか?

第一回まずい料理大会は主催者が失格

ちなみに、第一回まずい料理大会は主催者である私が、豆板醤と練り辛子とインスタントコーヒーを混ぜたものに、キッチンにあった食器用洗剤をまぜたことによって、失格になりました。泡立った豆板醤をつくって、自分でも食べられないことがわかり「これは料理ではない!」となりました。

さすがに自分で食べることも、誰かに食べさせることもせず、大会は中止になりました。

この失敗を経て、料理の定義に「食べ物を使うこと」という定義が加わりました。例えば、洗濯用洗剤は食べられないけど無害であるとパッケージにかかれていますので「食べ物ではない」と言った感じです。料理を作った当事者が食べられるものを料理とすると、当事者の気合次第で何でも食べ物になってしまいます。常識的な観点から「食べ物」を定義しないと腹痛になるもの気分が悪くなるものが続出して大会自体が面白くないものになってしまいますので注意しましょう。ということで第一回まずい料理大会は主催者が禁忌を犯してしまい、参加者の冷たい眼差しに耐えなければなりませんでした。

第二回まずい料理大会

前回の大会に「料理」ではない異界の食べ物をこの世に呼び出してしまったので猛省して、

「料理」であるという前提条件を定義してしっかり守りつつ「まずさ」を追求して行くことになりました…ちなみに私はコーヒーにご飯とお茶漬けをまぜたものを作りました。

料理はコーヒーをベースにするとだいたいまずくなるのです。

コーヒーそのものが嫌いな人もいるので、最大公約数的にまずいものを混ぜていくと、それなりにまずいものが作れます。

カレーにコーヒーを隠し味にいれると美味しくなるそうですが、逆にどぼどぼ入れるとあら不思議!めちゃくちゃ苦くてまずくなります。1度、自宅でカレーを作っていたときに、まずいコーヒーカレーをつくったことあったので、この原理を応用したわけです。

私の料理はみんなにまずいと認められたものの、しかし地味過ぎて誰の記憶にも残らないという二重の意味でまずい料理…いけてない料理となりました。単体でまずいものを使うのではなく、本来おいしいものを2つ掛け合わせると「まずくなる」その方がインパクトは強いでしょう。

ちなみに、第二回の優勝者は「ドリアン」を持ってきた子でした。

みんな「臭せー!臭せー!」と言って、まずい料理大会ではなく、くさい食べ物大会になりました。

私は、ドリアンにコーヒーをまぜればよかったのかな?と思いましたが。

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