【戯言】貧困層は富裕層よりも10年早く亡くなるので年金があまりもらえないのでは

徒然草2.0

年金が高寿命のリスクを減らす保険だとすると、長生きしたほうが得になるということになる。「【戯言】年金問題は嘘ばかり(著)高橋洋一を読んだ感想 」という書籍でも高橋陽一氏が「年金は保険」と言っていたが、調べてみると貧困層と富裕層の平均寿命は富裕層のほうが10年も長いんですよね…。てことは、年金制度においても富裕層のほうが基本的に特をすることになりますね。

保険制度は損得で論じるべきではない!という話だと言えるのかもしれません。

なぜなら、生命保険なんて基本的に損をしますし。だから入らなくていいという結論にもなりません。

…ましてや、人生において寿命が長ければ得で短ければ損というのも、割とどうでもいい気がしないでもない(そんなこと言っちゃいけないけど)。

でも「富裕層のほうが長生きするから貧困層よりもたくさんの年金を受け取れる」というのは、おそらく試算せずとも間違いじゃないと思います。

年金は40年支払った期間の20年分が貰えるで、貧困層は富裕層よりも10年早く死ぬので損失が大きい。

これは真ではないでしょうか? お金を使ったほうが幸福度が高くなるわけではありませんが、貧困層は年金受給においても損をしているんですね。

富裕層のほうが所得税も住民税もたくさん支払っている!と言い張って正当化してくる話かもしれませんが…年金は年金で別のセーフティーネットですよね。そうとも言い切れないのか。どうなんでしょう。この部分について踏み込むと話がややこしくなりそうですが、年金の仕組みのみを見つめて「年金は平等な保険システムである」とは言い切れない気がしました。

自分が障害者になり障害者年金をもらう確率は天秤にかけられないので損得で考えてはいけないものの、無難に生活できる年金を確保するために最低限支払っておいて自分で運用するほうが得なのでは?というのが個人的な結論です。もっと言うと社会保険料の支払いを裁量制にして欲しいと個人的には思うのですが、そのへんの自由度を上げると意識的に支払わなかったことで悲惨な状態に陥っている人がセンセーショナルに報道されるのでやはり難しいのでしょうね。とはいえ、日本の社会福祉と言うかセーフティーネットって、うまく機能していないという面も多いにある。もうちょっと選択肢を増やして合理的なシステムにしてもらいたい。

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