CoderDojoとは、子供たちのためにITエンジニアなどのボランティアが運営しているプログラミング教室です。CodeDojoでは、どんな子供を対象にどのようなプログラミングを教えてくれるのでしょうか?授業に参加するのに料金はかかるのでしょうか?おすすめポイントや注意しないといけないポイントは?気になることを解説していきます。
CoderDojoとは、ボランティアが運営しているプログラミング教室です。
この教室のことを道場(=Dojo)と呼びます。
道場でプログラミングを教えてもらう子供たちの対象年齢は7〜17歳です。小学生から高校生までが対象の子供と考えておけば間違いないでしょう。ちなみに入会金などは一切ありません。CoderDojoには共通の理念があって、保護者や子供たちに無償で知識を伝えることを目的としています。
CoderDojoの取り組みは2011年にアイルランドではじまりました。今では世界各国に道場があり、日本においても全国いろいろな場所に教室があります。道場がある場所をすべてここに記述することはできませんが、CoderDojo Japan(サイトURL:https://coderdojo.jp/)のホームページに記載されています。自宅から通いやすいところに道場がないか探してみるとよいでしょう。
なお、道場によって学べる内容は異なっているようです。子供のプログラミング学習サービスScratchを使った授業、PHPやJavaScriptなどの言語でWEBアプリケーションを開発、SwiftやAndroidを使ったスマホアプリ開発、C#やenchant.jsやMinecraftなどゲームを通じた学習、ラズベリーパイや電子工作などでハードウェアやロボット制御など、さまざまです。子供の興味関心がある分野の方が学ぶ意欲が刺激されるので、子供の性格にあった学習カリキュラムを実施している道場へ参加するとよいでしょう。
道場での学習は子供たちの主体性を重視しているようです。ただ先生に教えてもらうだけではなく、自ら自分で知識を得てプログラミングを行っていく姿勢がこれからの時代は大切ですね。子供は誰しも好奇心のかたまりなので、それを刺激してあげる環境があれば、自然に自ら主体的に学習をしていくことができるのでしょう。控えめな子や活発な子など子供の性格はそれぞれですが、どんなお子さんであっても楽しく学習できる配慮が道場ではなされているのだと思います。
保護者の方にも子供にもボランティア精神を大切にしてほしいという理念があり、ある意味誰でも道場主になれることから非営利であるがゆえに拙いところも一部あるかもしれません。それは温かい目で見てあげる寛容の精神や、保護者が主体的に是正することも大切だと思います。
ぜひ、CoderDojoの思想を世界に日本にもっと広めて行きましょう。
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