参考にさせてもらったサイト
https://www.teamxeppet.com/wsl2_win10_install/
https://www.kkaneko.jp/tools/wsl/wsl2.html
windows10にてwsl2を使ってみる。centos7を使いたかったがややこしそうなので、このさいubuntsでいい。何回か失敗しているので(汗)3度目の正直。今回はシンプルに行く。
タスクマネージャーを起動してパフォーマンスタグを選択してCPUの仮想化が「有効」になっていることを確認する。無効になっていたら仮想化系のソフトウェアは使えないのでググりながら機能を有効にする。おそらくバイオスレベルで設定値をいじる必要があったと思われる。
そして、power shellを管理者権限で起動して以下のコマンドを打ち込む。「リナックス用のサブシステム」と「仮想システムのプラットフォーム」を有効にしているらしい。詳細は不明だがデフォルトでOFFっているソフトをONにしているのだと思われる。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
※機能を有効にしています…操作は正常に完了しました等のメッセージが出ればOKだと思われる。
手順 4 – Linux カーネル更新プログラム パッケージをダウンロードする
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-manual#step-4—download-the-linux-kernel-update-package
上記を参考にダウンロードしたmsiを実行する。そしてwslコマンドのバージョンを1がデフォルトなので2に切り替える。
wsl –set-default-version 2
これを実行して切り替わった旨が表示されれば準備はOK
wsl –list –online
でインストール可能なLinuxOSの種別が表示される。自分の場合は、以下のOSがインストール可能だった。
NAME FRIENDLY NAME
Ubuntu Ubuntu
Debian Debian GNU/Linux
kali-linux Kali Linux Rolling
openSUSE-42 openSUSE Leap 42
SLES-12 SUSE Linux Enterprise Server v12
Ubuntu-16.04 Ubuntu 16.04 LTS
Ubuntu-18.04 Ubuntu 18.04 LTS
Ubuntu-20.04 Ubuntu 20.04 LTS
※ちなみに「wsl –install」と入力すればいいと言っているサイトがあるが第2変数のオプション(OS名)を指定しないとうまくいかないと思われる。
以下のコマンドを実行してUbuntu-20.04をインストール
wsl –install -d Ubuntu-20.04
Ubuntu 20.04 LTSというタイトルがウィンドウ上部に付帯されたウィンドウが開いてインストールが始まる。
なおインストール以後は、
wsl -d Ubuntu-20.04
で起動になった。
ping 8.8.8.8
と打ち込んだら初期状態でGoogleのDNSにつながったのでデフォルトでメインマシンのNIC経由でインターネットにアクセスできるものと思われる。詳しい仕組みは知らないが、WSLと違って仮想のNICを噛ましてUbuntu本体には別のIPが振られておりホスト機とは仮想のアダプタで通信するような設定になっているらしい。今度、そのへんの理論上の設定値を確認したいが今回は目的が達成できたのでここらへんで作業を終わる。
次回への課題としては…
・何らかのhttpdを起動してWebアプリケーションのローカル開発を行えるようにする。
・Xwindowsシステムを使ってWindows上にUbuntuで動くデスクトップアプリケーションを起動する(このことによって得られる恩恵が個人的にはないので優先度は低いがLinuxで起動した方が便利な人には超便利機能なのだろう)
・Windowsとのファイルシステムがどのように共用されているのか確認する(おなじようにファイルにアクセスができると聞いている)
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