雑思想史。ルネサンス期 / 近代思想のめばえ

徒然草2.0

中世西ヨーロッパでは教会権力に束縛された封建社会だったが、14世紀頃にローマ=カトリック教会の権威が弱まったため既存の宗教ではなく、ギリシャやローマの古代人から文芸復興や人間尊重の自由な精神を得ようとした。これをルネサンスという。

なおルネサンスはフランス語で「再生」を意味する。

古代ギリシャやローマ文化を学ぶことで人文主義、人間中心主義(ヒューマニズム)の思想が産まれた。「神から人間へ」という運動が産まれた。

文学においては、ダンテの叙事詩『神曲』、ペトラルカの叙事詩『カンツォニエーレ』、ボッカチオ『デカメロン』、チョーサー『カンタベリ物語』、シェークスピア『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』『ヴェニスの商人』、セルバンテス『ドン=キホーテ』。

思想においては、ピコ・デラ・ミランドラ『人間の尊厳について』、マキャベリ『君主論』、エラスムス『愚神礼賛』『自由意志論』、トマス・モア『ユートピア』。

美術においては、ボッティチェリ『春(プリマヴェーラ)』『ヴィーナスの誕生』、レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』『モナ・リザ』、ミケランジェロ『最後の審判』『ダヴィデ王』、ラファエロ『アテネの学堂』。

…などが有名どころ。

徒然草2.0
スポンサーリンク
シェアする
gomiryoをフォローする
ごみぶろぐ

コメント

タイトルとURLをコピーしました