起業で大切なことには5つあると言われています。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 経験があること
- お金になること
- 今時であること
個人的に重要度で言いますと、
「お金になること>好きなこと>経験があること>得意なこと>今時であること」
だと思います。
お金になること
「お金になること」がなによりまず一番重要です。お金がある人がお金にならないビジネスもやるのも、楽しいことだったりすると周囲の起業家を見ていると思います(たまに「これって儲かるの?」と儲かってなさそうな楽しそうに仕事をされている人に聞くと「儲からないけど楽しい」「儲からないけど人のためになるから」という回答が返ってくることがあります。儲けを謙遜している可能性もありますし、好きだから生業としているという点は見過ごせませんが、儲かっていないならば、運転資金が必要な人はその手の仕事をしてはいけません)が、日銭を稼げなければお話になりません。
自分の場合は、お金にならないことも作業としても副業としてもやっていますが、それは楽しいことでもあるからですが、お金を儲ける点ではいけていません。一方で儲かるけど辛いこともあります。最終的には儲かるけど好きな得意なウェイトを増やすことが大切だと思っていますが、まずお金になることで基盤を固めることが不可欠の要素と言えないでしょうか。
好きなこと
次に重要なのが「好きなこと」です。言わずもがな、好きじゃないことは続けるのが難しいから。好きじゃなくても儲かることを地道に行う自信があるならば、好きである必要性はないのかもしれません。逆にお金にならなくても好きなことだから続くというのならば、起業に正解はありませんので、それはそれでいいのかもしれません。
好きと儲けは一致することが望ましいけれど、そうそううまくいかないので切り分けるという選択、どちらが正しいわけでもありません。しかし、せっかく新たに自分で仕事を起こすのであれば、是非とも好きなことを仕事にしたいものですよね。
経験があること
経験があることならば、商売としてすぐに始められますので、スタートにはちょうどいいと思います。逆に経験がないものを商売にするのはかなりリスクがあります。中年まで会社員で思い切って新しいことをするという挑戦者を否定しませんが、それで本当に食べていけるのか?、同じ例はどれくらいあるのか?、すべて総合的に情報収集するからにしたほうがよいでしょう。
得意なこと
得意なことは経験があることでしょうから、2重の意味でも「やるべきこと」なのかもしれません。得意だけど好きじゃないこと、というのもあるかもしれません。でも、儲かるならば、やるべきことかもしれません。得意だと思っていたことが、市場において訳立たない可能性もあるかもしれません。得意だからこそ、その弱みをうまく補って、けして奢らずに、真摯に商売をしたいものです。
今時であること
今がチャンスというものを掴むのは難しいのかもしれませんが、売れているものには一定の需要があるはず。今必要とされているものが、満ち足りていない人に届けば売れることはまちがいないでしょう。時代遅れの商売をしてはいけません。時代に即したビジネスであるか問う必要がありますね。
結論
結局のところ、優先順位や自分の価値観に従って決めればよいのですが、これらの項目が満たされるものほど成功しやすいといえるでしょう。最低でも2つは満たす事業をしたほうがよいと思います。
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