起業のすすめ。会社は赤字を出すためにある。

事業を起こそうとしている友人に、

「会社(法人)つくらないの?」と言ったら、

「まだ利益でないから」と言われた。

 

なるほど。

 

確かにまっとうな回答だ。

 

…でも、私はこの1年で学んだ事がある。

利益が出ないから会社をつくるという発想は間違っている。

事業が大きく育つ目算があればこそ、利益が出ないから会社をつくったほうがいいときだってある。

…いや、以前から知っていたが、体感するのとはわけが違った。

なんでも体感してみるべきだ…という教訓は確かに当たっている。

 

まだまだ、会社は利益を上げるものだと思っている人がいる。

 

声を大にして言わなくては。

 

「会社は赤字を出すために作るもの」

 

利益が出ないとこっ恥ずかしい。

私も、そう思っていた。

いや、それは一利ある。

でも、それだけじゃない。そんなのどうでもいい。

てか、会社が存続して事業が継続しているなら、

成績はどうだっていい。

むしろ、逆。

 

「会社は赤字を出すためにある」ということが分かった。

 

個人事業主でも赤字を繰り越せるが、最高で3年間。この仕組みをうまく利用している人も少ないが…会社の場合は最高で9年間…約10年と言っても良い。赤字だらけの会社をつくってどうするんだ?と、思うかもしれないが、会社の赤字と、自分への給料で個人が利益をとるのは、会計的に別問題。

赤字は赤字のままにしておけばよいだけ。利益が出すのが嫌で赤字にしている中小企業なんていくらでもある。会社なんて、従業員に給料を出してなんぼ。会社が赤字でダサいなんて対面くそもない。非上場企業に成績を公表する義務はあるかもしれないが罰則はない。

まだ作って何をするか明確に決まっていない会社だが、そういうことが分かっただけでも、大変勉強になった。法人化するか個人でするべきか?取引先に対するメンツを私のように考えている人もいるだろうけど、そんなことよりも会計の本質というか税金の仕組みをもっと知ったほうがよい。

ちなみに私はプレスリリースを打つためだけに法人をつくったが、プレスリリースをうって世に知らしめたいサービスができていない。(最悪なオチ)ちゃんちゃん。

徒然草2.0
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