読書。優秀なプレーヤーは、なぜ優秀なマネージャーになれないのか?

徒然草2.0

こんにちは。別にマネージャー職にはついていないし、これからも着く予定はなさそうな今日日仕事をしていますが、、プレーヤー職であってもマネージャー的な観点は必要だと思っています。マネージャー職というのは、ひとことで言えば全体最適化を担う職ということで、全体最適化のために個人として何ができるのか?でありますし、企業の問題解決という意味では、個々の問題に局所的に当たるだけではダメですし。今のプレーヤー的な立場であっても全体最適を考える職なわけでですが、この本には結構「使えることが書いてあるな!」と思いました。※この本というのは「優秀なプレーヤーは、なぜ優秀なマネージャーになれないのか?」柴田励司のこと。

あと、ITフリーランスでも「マネージャーになって」みたいなことを言われることはあり、単金をUPさせる1つの方法だったりします。技術のスペシャリストか管理もできるゼネラリストか、大きく分けて2つの役割がある気がします。ITコンサルだと少し違うのかもしれませんが、結局のところ私の「仕事ができる人」のイメージって、マネージャーができる人なんだよな。なので、自分が目指すところって、そこなのかな?と漠然と捉えていたりします。ただそうなると、自分の足りないところやそこの浅いところが露呈する。まあ、それを結構「楽しんでいる」ところがあるのですが(汗)

紋切り型のマネジメントは知識と経験でできなくもないわけですが、それだとだいたい関わる人の気持ちの部分を汲み取れてうまくいかないんですよね。例えば、社内システムの導入を担うプロジェクトマネージャーという立場だと、社内システムを推進したい経営者や別部門のマネージャークラスの人と、使えないシステムを導入したくない別部門のマネージャーやシステム導入によって「仕事を失うのではないか?」と疑心暗鬼になっていて、はっきり言ってしまえばシステム導入に消極的だったり否定的だったりする人を相手に対して、うまく働きかけていかなければいけない。

そう言った場合の現場においては、どのように周囲の人と関わっていくか?は経験や人とのコミュニケーションの取り方が重要になってくるわけですが、なんかもうその時点で結構無理があるスタートなんだけど、そういった利害関係の人がいるITマネージャーの立場っていうのはよくあるわけ。なので、そんな時にどうするのが一番ベストなんだろう?というのは自分の頭の中でシミュレートをしておけば、ブレること無く対応できるし

例えば、、、

メールは即レスしない

なにか問題が発生したら、全力で解決に向かうことは、マネージャーとして大切なことです。また、飛んできたボールをすぐに打ち返したほうがプレーヤーとしては仕事が片付いて気持ちいい。ボールは持たないほうが精神衛生上もいい気がします。ところがマネージャーだと少し事情が変わってくる。

問題に対してはすぐ解決を図るということと相反したノウハウだと思ったりもするのですが…メールに即レスはしないほうがいいということが稀にあると自分でもよく思う。メールでの返答をあえて少し寝かしていると…とくに1日経つと、そのメールに返信する内容が劇的に変化するということが、個人的にもよく起こりえます。自分の内部的な問題なんですよね…。

少し置いておいてもいい問題は、あえて寝かしていたほうがいい回答ができるということが、経験的にもよくある。すぐ打ち返すと感情的になりがちで、ぎくしゃくしがちです。すこし無理目の回答も平気でしてしまったりするので、まずはお茶を飲んで考えたり、一晩寝てから回答を出したりすることが、よかったりする。

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