漫画。『鬼滅の刃』を全巻読んだ感想。

徒然草2.0

ネタバレあり。

もともとはアニメ勢で先を楽しみにして見ていたのだが、映画3部作って待っていたら何年後よ?5年後?…それまで待つのも、ずっとスッキリしないものを抱えて生きていないといけないわけで、それは違う気がしてきたので、柱稽古編を見てから、漫画で結末を読んだ。

結構たくさんの柱が死ぬんだとは聞いていたし、別に驚くこともなかったがしのぶさんが怒ったのが個人的にはツボった。ここはアニメーションで見たいですね。上弦の1とか無惨は見ていてはよおわらないかなと…ダレてきた。最後はとりあえず無惨を倒してスッキリした終わり方だった。

個人的に良い設定だと思ったのが、炭治郎は代々炭焼きの普通の少年で、日の呼吸を剣豪から「記憶の遺伝」で受け継いだ(一応、父親から見たり聞いたりはした)だけで、人間の努力を肯定する話だということ。単純に代々日の呼吸の使い手の血筋でしたという話になると、時透無一郎とかと同じ家柄だ…ということになってしまうが、それを意図的に避けた?。そのへん最初から決まっていたのかもしれないけど、微妙にずらしたうまい設定。

「漫画として世間の評価が高すぎでは?」という声もネットでは聞くが、わりと全年齢が等しく楽しめるという意味では国民的アニメ・漫画だと思う。世の中の評価が高すぎるあの作品やあの作品よりも、人には勧めやすい作品。何度漫画を読んでも読むたびに誰かと自分をダブらせて前向きになれる気がする。

というわけで、また話の内容をすっかり忘れた頃に読みたくなるかもしれない。

徒然草2.0
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