東京おもちゃ美術館に行ってきた-狭い入り口の茶室に趣があった-

昨日の月曜日に東京おもちゃ美術館へ行ってきた。

はじめは廃校を利用した施設だと聞いていたので、公民館を借りてやっている子供の遊び場だと思っていたが。たしかに施設は広くはなかったものの、1つ1つが興味深くて美術館の名に恥ずかしくない1日ゆっくりと鑑賞と遊びが堪能できる施設だった。0歳から99歳まで遊べるとのことだが、たしかに全年齢対応型のエンタテイメント施設だった。

月曜日に行ったので、何をするにしても並ぶ必要がなかったのが、幸いしたのかもしれない。

様々な趣向を凝らしたおもちゃはすべて面白いのであるが、個人的にふと思い出すのが「茶室の入り口ってこんなに狭いのなんで?」である。

なぜか東京おもちゃ美術館の三回に竹を主に使って作られたこじんまりとした茶室があった。日曜であれば子供がいて大人の入る余地はないのかもしれないが、誰も部屋にいなかったので一人しみじみと中に戸を開けて入ってみた。茶室というものに入ったことが無いわけではないが、なんだかこれって「面白い」と思った。

何が面白いかというと文章にするのは難しいのだが、なぜお客さんが入る入口(あとで調べたところ、躙口というらしい。膝で躙り寄って入らねばならないのが、その由来らしい)の狭さが気になった。武士が刀を入れられないためとか、狭い室内が広く感じられるとか、諸説あるらしいがたしかに趣深い。これ1つ家の庭にあったらいいなあと思った。

狭い空間のたたずまい。茶人と客人の交流。自然な横の人付き合いができる空間だとすれば、茶室とは非常に優れた文化ではないだろうか。って、ぜんぜん知らないのだけど、調べて自分の生活に取り入れる価値があるな!と思ったのだった。前にも何度か茶道の片鱗に触れると「お茶」っていいなって思うが、まだ手をのばすまでには至っていないが、いつか転機の日がくる気がしている。

徒然草2.0
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