・『14歳からの非戦入門』伊勢崎賢治⋯尖閣諸島を放棄して沖縄を非武装地帯にして日本を緩衝地帯にするというこの人の思想がよくわからないので読んでみたが、結局のところ何がいいたいのかよくわからなかった。この本、編集者やとってないのか?今どきめずらしく、非常に読みずらい。とりあえず著者のおじさん、見た目は強面だが国家のために進んで死ぬのは絶対にごめんだ!というスタンスらしい。自国でこんなことが言われはじめた時は危ないという「私たちは本当は戦争を望んでいない。だが、敵が攻めてくる。敵は卑劣で非道な存在だ。私たちは領土や野心のためではなく、正義と使命のために戦うのだ。敵は残虐な手段を使い、罪のない人々を苦しめている。私たちの被害は少ないが、敵には大きな打撃を与えている。芸術家や知識人も私たちの正義を支持している。この戦いの大義は神聖であり、疑う者は裏切り者だ。」⋯かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利にくらべれば、たいした価値のあるものじゃない…それでは、みんな、そろそろはじめるとしようか(撤退開始)というノリでいたい。⋯一人ができることなどたかがしているが、私たちは己ができることをせいぜいするしかないのではないか。いままでがそうであるように、これからもずっと。必要以上にビビると為政者にいいように使われる。日本は面積的にも経済的にも大きすぎず小さすぎない、中国とロシアと米国という大国に挟まれた微妙な(特殊なとか主観的に適当に言い変えてもいい)海洋国家で、どのようにすごすのか自分できめないと行けない。国家も個人も泳ぎが上手くなくてはいけない。英語ができれば海外で生きるという選択肢ができるらしいが、そういう器用な生き方をするのは今更面倒なので、国土を守るためにジャベリンと迫撃砲をもらい山中にひきこもり、ゲリラ兵になるほうが個人的には性に合っている気がするのだが、昨今は自爆ドローンのほうが人よりも優秀で使える子だ。一コマンダーの生き方すらまっとうにできない時代かもしれない。やはり何かしようとするだけ無駄なのかもしれない。ドローンを無効化する高周波を発生させるジャミングガンをプラスしないといけないのかもしれない。あるいはドローン殺られたくないなら逆に自立型ドローン部隊を自分で作り上げて攻撃したほうが、戦果が上げられて面白いのではないか。いずれにしても山中に秘密基地を作らねばならないので、お金と時間とほんのちょっとの勇気とたくさんの妄想(確信ともいう)が必要だ。
・『投資初心者の大学生が伝説のファンドマネジャーに聞く 世界が大不況でも資産を増やせるって本当ですか?』(林則行)の本を読んだ⋯数々の株価暴落論を読んだが、この人の主張はすっと入ってくる分かりみ。小さいハリケーンがこれから大きなハリケーンとして世界経済を襲い、株価は70%暴落するから金を買っておけばよい。というのがこの人の主張になるのだが。地金を一部持ってこそ投資家かなと思う一方、まあ株でも30%も残るならば、ディフェンシブな株を積み立てていれば下落率70~50%で済み、リスクヘッジとしては十分では?という気がするのですがいかがでしょうか。農地を買って数年の食べ物を買って自給自足を確立しておけば完璧ですが、そんな生存することにこだわってどうするの?という気がしないでもない。都市が機能しなくなる未来を想定しながら、今日も都市のどこに家を買おうか買わない家探しをしている。ぼくが考える世界恐慌時代のサバイバル術本みたいなの出版したい。まずは地下シェルターつくるところから実践しないと。
・東京都の水道が老朽化しており、すべて交換すると水道料金が8割上がるらしい。神奈川県は関東でも独自に水源を持っているらしい。ちなみに秦野市の水は美味しいらしい。丹沢水系の水がひかれており飲水も豊富⋯ということで今後は土地活用が見直されたりしないだろうか?あのあたりに住みたい。
コメント