・国道駅や鶴見区周辺を散歩しようと家を出たが⋯その手前で挫折した。池上駅周辺を散策して帰ってきた。池上本門寺周辺は一度歩いたことがあるのと坂道登りたくないので住宅地をくるくる回っていた。数年前に駅前にアトレが入った。4Fはスタバと図書館が併設していて便利だがその分だけ入り浸っている人も多そうなのが残念。もっと席数とか確保して「行けばいつでも座れる」を実現して欲しい。
・『私はこう考える』(石破茂)を読んだが⋯言っていることはわかるがビジョンが薄いつーか⋯地方創生のため東京一極集中を辞めさせるために通勤手当に罰則として税金かけるより、その先に地方移住して東京の機能を地方分散するためにコストをかける施策をして欲しい。地方再生ビジョンが絵に描いた餅すぎる。甲府とかの土地が見直されたりしないのかな。土地柄あまり平地が少ないというのもあるのでしょうが⋯空飛ぶクルマが普及して東京1時間県内になったりしないのかな?
・参院選では、いわば「国債発行スンナ派」と「国債発行シーヤ派」とでも呼ぶべき立場の違いがせめぎ合っているように見える。旧来の勢力である自民党や立憲民主党などは慎重なスンナ派、一方で、れいわ新選組、参政党、日本保守党などは積極的に国債発行を容認するシーヤ派と言えるだろう。ざっくり言えば、前者は「将来世代にツケを回すな」と主張しがちな高齢層の支持を受け、後者は「財源は国債でまかなってもよい」とする現役世代・若者の感覚に近い。しかしもちろん、各党への支持が世代で明確に分かれているわけでもなく、世代間対立を煽るつもりもない。ただし注目したいのは、「お金を借りて未来を切り開く」という発想が本来、企業経営や起業においてはむしろ健全とされる点だ。借金=悪ではなく、資金を先に調達して自己投資や社会投資を行う方が、長期的には経済合理性があるという考え方だ。これは家計や国においても一定の理屈が通る。確かに、国債発行により“資金のインフレ化”(資金供給の拡大)は起きる。しかしそのぶん財布の紐は心理的にも緩みやすくなる。つまり、「貯めておくよりも借りて使ったほうが得だ」というマインドが広がれば、マネーは市中に循環しやすくなる。このような経済の流れが実現すれば、需要が生まれ、生産が増え、結果的に経済成長につながるのではないか。この想像には厳密なエビデンスがあるわけではないが、少なくとも、お金を使わないことを美徳とする経済観と、積極的にお金を使うことが望ましいとする経済観とでは出発点が異なり、ゆえに結果も異なるはずだ。そして、私たちがこの30年間続けてきたのは、おそらく前者──つまり「お金を使わない経済観」に立脚した政策ではなかったか。
その結果が「失われた30年」だったとするならば、今こそ後者のスタンス、すなわち「国がお金を使って経済を動かす」という方向性を再検討すべき時なのかもしれない。
・『日本の給料&職業図鑑』を読んだ。生成AIではなく、実際に寄稿されたイラストを使用しているらしいのだが、弁護士のイラストがまるでコーエーテクモの魔王風・織田信長だったり、ファイナンシャルプランナーが武田信玄風だったりと、ほとんどの職業イラストが「どこかで見たことのあるような絵柄」ばかりで、この本の作り方って本当にアリなのか?と感じるような出来栄えだった。そもそも、なぜこの本を借りたのだろう。他人の給料が気になるというより、単純に「絵が見たかっただけ」だったのだと思う。自分が、こうした“イラストで職業を紹介する本”を手に取るとは想像していなかった。もし、将来こういった本ばかりに頼るような職業選択をする未来が訪れるとしたら、それはかなり暗いのではないか……そんなふうに思ってしまうのは、私だけなのだろうか。
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