日記|ブレワイ、クリアした(仮)ゼルダ姫の苦悩について

徒然草2.0

『ブレス オブ ザ ワイルド(ブレワイ)』、ひとまずクリアしました。

時間を忘れて夢中で遊べ続けられるという意味では、オープンワールドゲームとして間違いなく名作だと思った。

でも、続編の『ティアーズ オブ ザ キングダム(ティアキン)』については……正直、もうやらなくていいかなと感じています。やったらやったできっと面白いのでしょうが、なんというか、食指が伸びない。ティアキンはクラフト要素が強くて、ちょっと「パネキット」っぽい。確かに遊び方の自由度が増していて面白そうではあるけれど、正直、それって「ゼルダ」でやる必要あるの?と思ってしまう。

あと、もうコログのうんこを集める作業は勘弁してほしい。

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』という作品を一言で表すなら、「ゼルダ姫の苦悩」の物語だったと感じています。

リンクは、ガノンに一度敗れたとはいえ、天才的な剣士であり、英雄として描かれています。一方のゼルダ姫は、「無能な姫」あるいは「使えない人」としての評価を突きつけられているような描写が多かった。

4人の英傑たちも、それぞれ使命を果たしているなかで、どこかゼルダ姫の未熟さに呆れている雰囲気がありました。

みんなが自分の役割を全うしているのに、ゼルダ姫だけが力を発動できず、追い詰められてようやく覚醒する――そういうストーリー展開だったように記憶しています。

私はまだ「ウツシエ」をすべて集めていないので、リンクが敗れた後、ゼルダ姫が100年の間どのようにしてガノンの力を封じ続けていたのか、その詳細までは把握できていません。

ただ、ハイラル王から「学者まがいのことをしているから、巫女としての力が発動しないのだ」と叱責されていたようですし、そのプレッシャーやコンプレックスがリンクに向けられる場面もあった。

王族としての義務と、自分自身の興味の間で葛藤し続けるヒロイン像――
そんなゼルダ姫を、天才剣士リンクとしてどこか距離を置いて見守る。
そして100年の眠りから覚めたリンクは、その思い出と再び向き合わされる……。

──いや、なんか、しんどくない?

ゼルダ姫との記憶というより、むしろハイラル王=父の後悔を見せられているような気がして、こっちまで感情を引きずられた。

だから何?と言われると、それまでの話だったよね、というだけなんだけど。

それ以上でもそれ以下でもなく、ストーリーそのものが「すごい」わけではない。

逆に言えば、ゲームはストーリーがすべてではないとも言える。

徒然草2.0
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