日記|キングダム 運命の炎とか

徒然草2.0

・キングダム 運命の炎(4部作のうち3作目)を見た⋯最初だるくてどうしよう?と思ったが、嬴政とシカの話はまあ、よかった⋯アモンいいやつ!。後半の飛信隊誕生話もそれとなく盛り上がり、まあ2作目よりはよかったが⋯ただ4部作目が見たいか?と言われるとすごい微妙だ。もう見なくていいかな?と思いつつ惰性で見ている。3部作でもうキャストすべて揃っちゃったし。吉川晃司の龐煖はまあ様になってていいけど、小栗旬の李牧は渋谷パーティのハロウィンコスプレレベルで残念な感じだ。逆にB級映画だと思えば面白いか。ああ、ていうかB級映画だったのか。勘違いしてた!B級映画として面白いってことにしよう。でもそれだと、B級映画になのに一流俳優ばかりな謎映画だ。


・SHIFT AIのAI講座の広告。無料と書かれているが実際は21万の情報商材を買うことになるらしい。まあ、情報商材ってそんなものではあるがXの広告に以下の様に書かれている。

「なぜ、こんなに有益なセミナーが無料なんですか?」
と、よく聞かれます。

それは、他の先進国と比べ大きく遅れを取っているからです。
AIを使えないといけない時代はすぐそこまで来ています。

今、AIを学んでおいて絶対に損はしません。

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いろいろとツッコミどころが多いのだが、「なぜ有益なセミナーが無料なのか?」という問いに「(日本が)他の先進国と比べて遅れを取っている」って回答になってなくないですか???無料で底上げしないといけないという危機感や社会的な使命感があるからこそ無料でやっている!ということなのかもしれないけど、商売が成立する理由とかを聞いているのに言葉足らずで意味不明な回答だなと思いました⋯その次の文「AIを使えないといけない時代」うんぬんは理由について書かれてはいない。あ、これってもしかしてここで情弱をふるい落とす仕掛けなのだろうか?ここを乗り越えない人はセミナー申込みもしないという目的でこうなっているのだとしたら、情弱ビジネスここに極めりって感じではある。正直者は商売で成功しないし金をむしり取られるだけだというのは事実なのかもしれない。資本主義ってつまりそういうことというのがここにすべて詰まっているのかもしれない。考えすぎか。


・『他人屋のゆうれい』(王谷晶)を読んだ⋯小説嫌いというか読んでられない私にもすいすいと読み勧めることができたが、何の話なのか中盤を越えるまでよく分からず?これの何が面白いの?と心配になってきた。そこから「生きづらさ」みたいなのをテーマにしたいい話になっていき、ゆうれいの正体が明らかになっていく。もやもやが少し晴れてじわりと心にくる不思議ななみだしたくなる話で、生きづらい人たちが寄り添って生きている世界のいい話だった。グループホームって老人のつどいだと思っていたが、そうじゃない人もいるんだな。まあ、実際の東京は、そういう下町感があまりないのが地方からの移住者にとっての居心地の良さのような気もするので、、文字の中にだけに存在する福祉的ファンタジーのような気がしてならないが、こんだけ読みやすいなら他の作品も読んでみたいと思った。ラノベ調な人かと思っていたが、へんに臭くない話でちょうどいい感じ。日本人初のダガー賞というのを『パパガヤの夜』という小説で受賞したとかで、その本は予約で来るのがだいぶ先なので別の小説を読んでみたが当たりだった。

徒然草2.0
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