この作者の陰キャコミュ障である設定は嘘ではないのだろうし、マイペース起業の方法論としてはとても参考になるのだけど⋯ふと、私がやりたいのは双方向コミュニケーションの起業ではなくて一方向コミュニケーションの起業なのだと最近のところ確信を深めてしまった。
私はなんて陰キャ的な発想なのかしら。
⋯だから、この人の『ぼっち起業』は私からしたら隠れ陽キャの陰キャをターゲットにした起業方法だなーと思ってしまった。コミュニケーションが双方に発生すると、それにレスポンスが求められてしまうじゃないですかー。
『ぼっち起業で生きていく』の著者は、レスポンスにストレスを感じないように、名刺に電話番号を書かずレスポンスもメールなどでいつ行ってもいいようにしたそうですが⋯でもそれって、わりとコンサルタント業をやっている人はわりと当たり前では。いつでも電話かけてくださいね!を売りにしている人もいるにはいるけど、その場合はかなりお金をもらわないとそんな対応できないよ。
薄利多売型コンサルタント(なんて言葉はないが、ようは金額が安めのサブスク型サービスとかの場合は)忙しいくて電話にでられないこともあるから「メールで連絡くださいな」という方式にしている人は結構いると思います。
仕事内容というか業種にもよるけど即レスでコンサルテーションのパフォーマンスが向上することがどんな業種業態でもないのでは?、時間を置いてもいいから確実にためになる中身のあるレスをもらえたほうがライアントの満足度も高くなるもののはず。
⋯と、話が逸れたけれども、いずれにしてもレスが求められるのがしんどい。
私もメルマガをやってみたことがありますが、(返信しなければいいのに)質問があったら全て回答していました。⋯あれ、回答しなければよかったんだ。。メルマガの内容以上に時間と手間をかけていた気がする。それでは続かないわけだ(汗)
⋯仕事ではレスポンスが求められる。
⋯それは避けがたい突発的なストレスだと思っていたが、別に避けてもいいのではないだろうか。いっそのことすべて。
レスポンスが義務でなくて任意であればしてもいいくらいには私も陽キャなのだけど(いや、たぶんそれを陽キャとは世間ではいいません)。というわけで、私は一方向コミュニケーション起業の第一人者になればいいんだよな。
⋯それってコミュニケーションと言えるのか?という疑問はあるけど、究極のマイペースなルールとしては全然ありだと思っている。このブログでも別に返信なしはマナー違反かも分からないが義務ではない。
というか多くの情報発信者はわりと積極的に一方向コミュニケーションをしているよな。ただそれをコミュニケーションと言わないだけで⋯「何をしても批判してくる人はいるので無視するのが一番だ!」というのも、双方向コミュニケーションに絶望して無視することに決めた!=一方向コミュニケーションになってしまっている人もいる!この部分を最大化しても食べていけるのでは?いや無理か、いや地理も積もればなんとやらと言うではないか。
というわけで一方向でもそこそこお金になるビジネスってなんだろう?ブログやWebサービスが代表だが、物販などもお客さんと細かいやり取りが必要という意味では双方向コミュニケーションが発生してしまうわけだが、独自ルールで一方向にできなくもない。顧客満足度が下がって選ばれないサービスになってしまうかもしれないが、そのへんはルールの決め方しだいだよね。
⋯なんなら顧客対応だけAIって手もある。むしろ感情がないAIは一次対応に最適だけどすべてAIでいい気もしてくる。
選ばれるサービスでありながら一方向コミュニケーションでNoストレスのAIビジネス⋯自分としては何とも思わないけど、怪しいビジネスに聞こえるかな?
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