日記|マッチ3パズルについて。

徒然草2.0

・Chat-GPT4のLLMが持つTransformer構造について少しわかると面白い⋯そういえば以前、Web2vecで言語のベクトル化を試したことがある。意味的に近い単語を、空間上で近くに配置するという仕組み。ChatGPT-4のような大規模言語モデルは、こうしたベクトル化の技術を土台に、多層的なニューラルネットワークで単語同士の関係性に重みを与え、文脈や意味をより深く理解できるように発展させたものらしい。その計算処理には、NVIDIAのA100やH100といった高性能GPUが必要で、非常に大量の電力を消費する。実際、ChatGPTのようなAIの処理は、従来のGoogle検索の10倍以上の電力を使うと言う。「AI時代=超高度情報化社会」と聞くと、人手が不要になる省力化時代と思いがちだが、実際には人手は減っても電力は猛烈に必要になる⋯未来都市で、太陽光パネルを貼った流線型の自動車が、AIにより音もなく秩序立って走るクリーンでエコな社会だが、その裏では膨大な計算資源と電力インフラが支えており「AI時代=人手いらず・電力まみれ」という矛盾がある。ただ、核融合発電のような(ほぼ)無尽蔵∧クリーン∧安全の三拍子そろった牛丼のような都合の良いエネルギーを人類が手に入れられれば、その矛盾は解消されるかも。というか解消しないと人類の未来はないのでは。仮にそうしてたどり着いた未来に人類は一体何を求めていたのか?知的生命体がたどり着く目的地として正しいというか意味があるのか?宇宙の果てを越えて別の宇宙に行くよりも現実味はありそうだが⋯。

・スライム軍団⋯マッチ3パズルにタワーディフェンス要素を取り入れたゲームで、なかなかクセになる。最近は、こうしたゲームを個人で作ってマネタイズするのが流行ってる?ただ、プレーするには先が長そうなので早々にアンインストール。最初はランクがどんどん上がって、スタミナ消費なしでプレイできる期間が続くけど、あとで一気に息切れする。この構造、逆にやめた方がいいと思う。とはいえ、今どきのソシャゲはどれもこんな感じな気がする?ひたすら遊ばせたいのか、それとも序盤のインフレ感で脳内物質を出させて依存させるのが狙いなのか。でもそれって一時的な快感であって、結局は長続きしないと思うんだけど。とりあえずサクッとこのゲームってどんなの?を知りたいのにインフレ感ばかりでゲームの本質が捉えたいだけの私には困る。

・マッチスリーパズル、スリーマッチパズル⋯「マッチ3パズル」と呼ばれるジャンルのゲームがある。ブロックをスライドさせて、同じ色を3つ揃えると消え、連鎖(コンボ)が発生するタイプのパズル。代表的な作品には『キャンディークラッシュ』や『パズル&ドラゴンズ』などがある。自分が一番プレイしたのは『LINE ポコポコ』だがこれは運の要素が強すぎ、だんだんくだらなく感じてやめてしまったが⋯。この手のパズルゲームは、暇つぶしにはちょうどいいが、個人的には長続きしない。ギミックをたくさん盛り込むか、頭を使う要素を強めるか──そのバランスがマッチ3パズルには重要だと思う。ゲームデザインの要となるのはまさにそこ。プレイヤーが飽きずに遊べる工夫が、クリエイターの腕の見せどころ。細かい操作や物理演算的な要素は不要なので、フロントエンドはReact.jsでも十分かもしれないと思った。

徒然草2.0
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