日記。永遠のゼロでも見てみるか…

徒然草2.0

岡田斗司夫動画を見ている。

マクドナルドの旨味の正体…延々とハンバーガーの話が続く。1950年代の米国ではひき肉に香辛料をいれて焼いたものをハンバーガーと呼んでいた。パンはハンバーガーを成立させる要素としてマストではなかった。ハンバーガーの重要な3要素はケチャップ、マスタード、ピクルス。食卓にマスタードが並んだのはドイツ系移民の影響が大きいらしい。マクドナルド兄弟(創業者)とそれを世界最大のファーストフード店にして世界に広げたレイ・クロックの話。マクドナルドのポテトが美味しいのは、水につけてデンプンを抜いているためで、ベチャッとせずにカラッと揚がるようになる。ハンバーガーを美味しく食べるキャラ「ポパイのウィンピー」「スレッガー・ロウ注意」「たぬき合戦ぽんぽこ」。マクドナルドのハンバーガーがミミズの肉だと言われる都市伝説には諸説あるが「ひき肉を作る機械で肉が出てくる時にミミズ状になるのをワームミートと呼んでいたため」「70年代に釣具のミミズ養殖がさかんになり人間にも売ろうとしてCMがやっていたため」「ワームイートというみみずを食べるホラー映画の邦訳がミミズバーガーだった」ため、ハンバーガーの肉=みみずというイメージが定着してしまった。同じく猫の肉と言われたこともあった。ハンバーガーに関する雑学に興味がある人には面白いのかも。

日本の貧困、貧困と貧乏…恋愛と情は異なる。情は一目惚れ。恋愛は米国から輸入されたもので、内面を好きになるということ。同様に貧困と貧乏も異なる。貧困は米国から輸入されたもの。外面的な貧しさを貧乏と言い、内面的な貧しさを貧困と言うらしい。貧しくても豊かに暮らしていれば貧乏で、それなりに豊かでも視野が狭くなっていたらそれは貧困とのこと。火垂るの墓の清太は貧困状態で、プライドが高いゆえに正しい判断ができず妹を死なせてしまった。貧困は閉鎖空間内に人間を閉じ込めて差異を吹き込むことで生まれる。いじめと同じ原理で生まれた概念。「貧乏だけど幸せだ」という視点からスタートしたほうがいいのでは?ちなみに岡田斗司夫が絶句した廃坑の町キャリコはこんなところ。なお闇金に手を出すと困窮になる。貧しさには3段階あるのかもしれない。

葬送のフリーレンがヤバい…漫画とアニメと表現を変えている。葬式の鐘を無音にし、土葬の時に土をかける音をさせる。見ている人間を映像の世界へ引き込ませる。漫画の原作愛が強すぎるとアニメはリズムが異なりつまらないと感じることがある。ここで感動しろと仕掛けがはっきりしている。無職転生について…Web投稿型の作品は都度ツッコミがあり応えないと行けないので作品全体の構造がしっかりしていて矛盾がなく、そういう意味で無職転生は歴史に残る作品だ…とのこと。無職転生はヤバい。登場人物の内面をすべて描いてしまっている珍しい作品である。

ゴジラ-1.0が凄い…デジタルをうまく使ってゴジラに近づいた。怪獣映画の王道。15分毎に見せ場があり子どもも楽しめる。1話でちゃんと完結している。続編も作れる。映画としてよくまとまっている。庵野(シン・ゴジラ)と山崎監督の比較で語られるのがわかりやすかった。山崎監督の永遠のゼロや海賊とよばれた男は百田尚樹の創作ということで食わず嫌いしていたが見てみようかなと思った。違う視点で映画が解釈できておもしろかった。

個人的な感想

※フリーレンはともかく無職転生も最初はとても面白いけど、だんだんダレてきて自分的にはピンとこなかったが見ていると面白くなるとのこと。モンタージュ効果…風景で心情を表す。

※岡田斗司夫のアニメーション作家の視点はちょっと深くてついていけない。アニメはアニメで尺を変えてよくできているなと面白ければそれで納得してしまうが、岡田斗司夫はそういう視点じゃないところで観察しているのがすごいな。

徒然草2.0
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