日記。ツバを飲むと喉に激痛が走る。

徒然草2.0

2024/06/05。今日の学び。

体調が悪いのは前からだが…日曜に横浜の海港記念日で、船の上から花火を見たせいだろうか。なんかうつってしまったか?。しんどいです。

清水俊忠『ブッダという男』を読んだ。仏教界から禁書処分をうけた人の本だが、かえって私のブッダのリアリティが増す良著だ。

平等主義、男女平等、業と輪廻の否定、不殺傷、etc.釈迦は偉い人である、というイメージが強調される今日だが…実際はどういう男だったのか?という実像に迫っていく内容で思い白い。

ちなみにアカハラとかよくしらんけど、アイコンがちいかわなのが気になる。

堤未果『100分de名著 “ショック・ドクトリン” ナオミ・クライン』を読んだ。出版から10年だが、前よりひどい事態になっている。

人に勧められ図書館で予約した本だが、手元に届くまで1年近く経過している気がする。原本のショック・ドクトリンはなかなかのボリュームでまだ読んでいないが、まじめに読む気になった。さわりだけでもふれてみようということだったので、この本を予約したのだが…堤未果の本は基本的に全部読む気になれないが(主張が簡潔なわりにデータ量が多い)、でもこれはサッシが薄いし面白い。ショック・ドクトリンも分量がやたら多いので、作者が言いたいことの本質を掴むようにさらっと読むのがいいらしい。

ショック・ドクトリンといった内容について少し触れるだけで、陰謀論者よばわりされる今日だが、そういう風潮に抗いたいひとが真っ先に手に取り内容を自分のものとして布教すべきバイブルかもしれない。私は…自然な脳みその働きだと思うのだが、現在目の前で起こっていることに対して、素朴な何かを疑問に思って、ある人の他愛もない話をする少しそれに共感をするだけで、「陰謀論者」や「デマ拡散する人」だという誹りを受けることがあるかもしれない。もちろんあらゆる情報の正しさは疑うべきだが、それは世の中的に…学術的に政治的にメディア的に正しいと言われているものに対しても同じレベルで懐疑的であることでもあるはずじゃないか。という思いを今日益々強めざるを得ない。きっと近い将来にまた、なんらかの惨事が「起こる」だろう。その時、正しい選択ができるようにしたい。

ショック・ドクトリンは日本語では惨事・政策とでも言うのだろうか。「戦争や自然災害などの危機に乗じて、多国籍企業などが富を奪うメカニズム「ショック・ドクトリン」その構造を明らかにした書から、世界規模の脅威に抗う術を考える」とのことだが、まずは事実を正確に知ることが、自分の生活を守るために抗う第一歩になる。個人的には惨事便乗型資本主義という言葉がしっくりくるがこれに当てはまらない問題も多いため、包括的にこの手の問題を扱う言葉がまだない気がしている。例えば、グローバリズムと言う人もいるが、これだと多義的すぎる。

ショック・ドクトリンの内容は…シカゴ学者のミルトン・フリードマンを政治と企業と学術の面から持ち上げて、新自由主義経済化することが米国民が幸せになるためにもっとも優れた思想のはず…だったのだが、蓋を開けてみたら実際に渦中にいた人はみんな不幸になった。ということだ。これは対岸の火事ではなく、日本でも(米国と比べれば)緩やかだが確実に同じことが起こっている。というより世界規模のうねりになっている。その告発の日本版は、ステージ4の膵臓がんと戦う森永卓郎『書いてはいけない』になるのだろう。(駅前の有隣堂でも持ち上げられているので現在進行系で『書いてはいけない』はけっこう売れているらしい)

最近では、WHOから命を守る国民運動という4万人規模のデモが行われて「パンデミック条約」などに反対を主張したとのことだが日本のメディアではあまり話題にしていないらしい。NHKはパンデミック条約に関する誤情報が拡散されていると報道しているが、運動している人たちが問題視している事はそういうことではなく、相手を追い詰める布陣を敷く行為そのものに対する批判であって、デモ行為の矮小化を意図して図っているのではないか。

…というわけで、いろんな方向性で現在のニュースを疑う目を授けてくれる本だった。

ハーゲンダッツがピノになった。

とあるサイトの生命保険の一括資料請求で前はハーゲンダッツが貰えたのだが、今同じ広告を見たらピノになっていた。そのうち、クーリッシュになって、その次はガリガリんくんになるのだろうか。

 

徒然草2.0
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