ちょっと長いが引用させていただきたい。
たぶん日経の記事だと思うんですが…
日本の70歳以上の世帯が保有する金融資産額は1994年から14年までの20年間で横ばいどまり。一方、米国の同年代はほぼ同期間に3倍に増やしている。
米国株高という追い風が大きいが、可能にしたのが「株など値下がりリスクのある資産は長期保有してリターンを育てるという『常識』」。卵が先か、鶏が先かの議論だが、短期の値動きに一喜一憂しない投資家が増えれば株価上昇を支える。
時間を味方に付けられる次世代投資家にとって、下落は仕込みの好機。道具立ては整い芽吹きもみえる。
今年始まった積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)は年内に100万口座を超え、来年には比較的大きな日本株投信に匹敵する1千億円規模の資金流入を生みそう。若者になじみの電子商取引(EC)や携帯電話の利用で得たポイントを充当する投資や、スマートフォンの操作で完結する少額投資など新サービスも広がる。
適温相場に別れを告げ、貿易戦争が続く中で消費税増税も始まる19年。逆風を跳ね返す「投資力」の育成に残された時間は、長くない。
引用元:https://xn--40-1b4aw96k573b4a6959a04f.tokyo/post-334
この赤い部分の記述が意味不明なんですが…長期だろうが短期だろうが、売買が発生する次点で、価値は等価交換のはずなのだから、別に長期投資家だって上がる見込みがないものは売るわけです。結果として株価は下る。この論理、こじつけにしか読み取れないのですが、私のものの見方がゆがんでいるんでしょうか?
下がり時はたしかに買い時ですが、そのタイミングを掴むのも重要で、それは基本的にわかりません。
長期投資も短期投資も関係ない、というか投資関係ない。商売の鉄則というか、損得の原則というもの。
ドルコスト平均法を以ってして、分散投資する方法も万能な策ではありません。
(参考)「ドルコスト平均法」が万能じゃない2つの理由 初心者によく勧められるが……
https://zuuonline.com/archives/187460
他人に任せてリターンをとろうという投資信託精神がそもそもダメ。
ついでに言っておくと分散投資にもデメリットはある。
AI?、ファンドマネージャ?、そこに「あなた」はいないのでしょうか?
個人の判断が重要な時代に、すべて人任せ、それでうまくいけばそんなに楽なことはございません。
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