戯言|マーロウ

徒然草2.0

ドラマのFalloutを見ている。だんだんダレてきてブラックジョークも笑えない。ブラックジョークがえげつないというよりは面白くないという意味で笑えないが⋯。

ボルト33の評議会メンバーらが、自分たちを殺そうとしてきた荒くれ者のレイダーに教育や道徳を授けるためにどうすべきか?を話し合っている「シェイクスピアかマーロウは彼らにはまだはやすぎるか?」という話をしている。

ここでいうマーロウとは?

レイモンド・チャンドラーが執筆したハードボイルドな私立探偵フィリップ・マーロウ( 「優しくなければ生きていく資格がない」というセリフが有名)なのかな?と思ったが、Chat-GPTに聞いたところそれは違うらしい。

シェイクスピアと比べられているので、イギリスの劇作家であるクリストファー・マーロウを指すらしい。

クリストファー・マーロウは、シェイクスピアと同年代の生まれだが、無頼漢、無神論者、男色家(ゲイ)の三拍子が揃った破天荒な人物で最期は暗殺されたらしい。

あまりググっても情報がでてこないのだが、ドラマにでてきてみんな分かるくらいには名の知れた人物なのだろうか。

しかし、クリストファー・マーロウの代表作である『フォースタス博士』や『エドワード二世』の粗筋を読んでも、道徳や倫理観を教育する話にはまったくもって向いてない気がする。

自分の欲望のままに権力に挑んでも破滅するだけだよ、というような話からレイダーに何を教えられるのだろうか?という事も踏まえてのブラックジョークなのかな。

だいたい道徳を教えたいならシェイクスピアではなく持ち出すべきは聖書だよな。聖書うんぬんのくだりもでてきたっけ。

その後に微分積分を教えたらどうか?という話もあるので、どっちかというとただ単に教養を教えるという話だからそこまで深い意味はないのかもしれないのだが、とても気になった。

クリストファー・マーロウについては、後で調べて深堀りしてみようと思う。ついでにフィリップ・マーロウについても深堀りしてみようと思う。

徒然草2.0
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