経営やマネジメントに興味があるか?と問われると別にない。(注意:以前はあった)それよりもテクノロジーに疎くなることは嫌だ。じゃあ、両方やるか?と言われれば、ビジネスには俊敏性がもとめられる。
1人の人間(というか私)には、そんなことを器用にすべて取り組む時間もない。それに、経営もマネジメントも一定の人間力というのか総合力が問われると思う。自分にはそういうものが欠けているようにも思う。
マネジメントは体系的な知識と行動だという人もいるかもしれないし、それは一定は頷けるんだけど(というか誰よりも、そのように思っているんだけど)そうじゃないところも多いと思うんですよね。いや、経験はともかく知識も不足しているのに、そう言っちゃおしまいというか、言い訳しているにも聞こえるから、知識ぐらいは負けないようにしたいんだけどさ。
しかし、そういった(テクノロジーに比べると)目に見えにくいマネジメントスキルよりも、テクノロジーのほうが白黒はっきりしていて”わかりみ”です。
1回管理職をやったけど、テクノロジーに傾倒したくなってしまう人って、上の世代にもいるけど、その気持はよくわかる。だからといって、市場に求められる器用で特化したスペシャリスト的な人材か?と問われると、若者と同様に流行を追いすぎると、ただ流されるだけで軸もないし器用にやってのける度胸もない。しかしながら、やってみせる時はやってみせなければ頑迷で始末に終えない老人だ。バランス感覚が必要だけど、不器用な人がそれやろうとしても破綻する。でもゼネラルにやることは嫌いじゃない。このへんが自分が抱えているジレンマ。
「これがいい」みたいな「これだけやっていればいい」みたいなものが無いのが困る。
あえて着の身着のままあるものを取り込んでいくというスタイルが仕事になればいいのにね。
ずっと自分はそんなことをボヤいているのかもしれない。
仕事の方針は自然と年をとれば、こういった視点がいい意味で固まってくると思っていたが、そんな訳はないのかもしれない。
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