キリスト教の罪は、もともとギリシャ語のハマルティアという言葉から来ているらしく、的外れ(弓矢などが的に命中しなかった)という意味があるそうです。
ゴスペルについて書かれた小冊子をキリスト教の人に渡されて罪は的外れのことであるとか書かれていて、のっけから「何を言っているのか?」となりましたが、むずかしく考える必要はないということなのでしょう。
ニュアンスとして私の言葉で言えば「こりゃダメだ」という感じでしょうか?おそらく。
「ズレていること」「本来のかたちにない」と表現しているサイトもありました。
ルールを守らないこと=約束を守らないこと=すなわち不法行為をした場合に生じるものと思っていましたけど、そうした定義がもともとあるわけではないというのは何だか面白いと思いませんか。
罪と言われるとどうしても罰とせっとでイメージして震えあがる気持ちになりますけど、そうなるのは結果的な話で「あんた、ちょっとズレてるよ?」であって、誰がどう見てもおかしい説明不要なことを言うので、言葉っていうのはもともと単純明快なものなんだなと改めて思いました。
コメント
あなたにもし恥ずかしいという気持ちがあるのなら、それを育てればキリスト教の罪に近い意味になるのでは?とふと思ったりしましたが…ただ罪には的外れという意味があり、ギリシャ語でハルマティアというそうです。見当外れとかズレているというニュアンスです。…つまるところ「罪」には、もともとそこまで深い意味はなかった言葉であり、あと付けで色々なイメージが付与された言葉なのではないか。