とあるプログラマの動画でその人の仕事観を聞いていたのですが…、その人が大切にしていることの1つとして「問題はその場で解決すること」があげられるそうです。
後で調べたり悩んだりすることは思い出したりする時間も掛かかります。だから今すぐ解決できることは、その場で解決することが効率のいい仕事の仕方なのです。ただこれは、実際にできている人と仕事しないと感覚的に分からないのではないかと思います。
逆にこれができていない人の口癖というものがあります。
チーム内でその発言をする人がいた場合は要注意です。
その発言内容の例をあげますと…
「後で調べてみます」
「後で調査してみます」
「後で見て分からなかったら質問させてください」
みたいなトーンの発言です。
その場で理解すべきことを分かっていないということを宣言してしまっているのです。
もちろん、実際に目視しないと分からないことはあるのでケースバイケースなのですが、会話の中で解決すべき事項を解決しない癖がついている可能性を疑ったほうがいい。
「後で調べてみればいい」というのは、対応として後手になり時間を無駄にしています。仕事に対して受け身になってしまっています。
その人の時間の無駄であればいいのですが、一緒に仕事をしている人の時間まで奪うことになります。
「あとで分からなかったら質問する」という発言をする時は「現時点でわかることを最大化する」ことができているかどうかに、注意をしたほうがいいと思います。現時点で分からないこと(不確定要素)は脇に置いて現時点で想定される段取りを現在可能な限り消込み、後工程の手間を最低限にする。これが以外に大切です。
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