今まで内部ネットワークにWordPressを立ち上げて自分用Wikiとして使ってきましたが、まーこれが大変使いづらい。
とりあえず全文検索機能があって文章が書けるけど、過去に書いた文章をさっと見つけるのに適していない。WYSIWYGエディタで色をつけるにしても時間がかかりすぎます。最低限の着色で使うという手もあるけど、そもそもしっくりこないと感じていました。
メモアプリに大事なのは操作性に加えて視認性や検索性だと思うということをWordPressは私に気づかせてくれました。WordPressは言うて管理画面はWeb系CMSの方ではよくできています。でも、普段遣いに適した便利ツールにはなり得ません(とはいえ、慣れているので、これはこれで使い続けるけますが)。当たり前です。WordPressは自分自身のためにメモを残すためのツールではありません。だから、これ以上、WordPressを攻めるつもりはありません(攻めているつもりはありませんが、そういうことにしておきます)
Evernoteなどのメモアプリ・スニペットアプリやwiki的なものはいくつか使ってみたがしっくりこないのでWordPressなんか(と言ったらWordPressに失礼だが)を使っていたが、Notionがあるエンジニアにすすめられていて、使ってみたが素晴らしい。
WordPressのGutenbergの思想が成功したような(失敗していると言う気はないのだが)文書形式を決めてセンテンスを追加して階層構造を表現可能(センテンスを追加する仕組みはGutenbergだが、文書の階層構造を簡便に作るUIに初めて触れたが、なれると大変心地が良い)階層構造が自由に作り出せる様々なツールは探せばあると思う(例えば、wlikeというスケジュール管理ツールはタスクの無限階層化が柔軟に可能)のだが、特に考えなしに+ボタンで新規作成すれば、そのテキストに対する内包テキストが作れる。
頭の中にあるピラミッド型のアイデアをサクサクと書き残せる。メモ帳でも別に階層構造化しながら書き残せるが、そのメモ自体は階層構造化された管理がされない。Notionはそのメモそのものも階層化してくれるので、非常に探しやすい。何より自然。アイデアのアウトプットに集中したい時に、操作方法やドキュメントの管理のしかたに気にかけたくない。それが気にならない=自然なのがすごい。
チュートリアルがやや複雑で食わず嫌いだったが使ってみればかなり高機能。慣れたらもっと好きになれる気がする、そんな可能性を感じさせてくれた。Notionはおすすめ。
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