話はのっけから逸れるのですが、Webサイトのスクリーンショットを撮影する場合に一番お手軽なのは、Google Chromeの機能を使用することみたいですね。キーの操作だけで手順を述べるならば…
(1)Ctrl + Shift + I でデベロッパーツールを起動する。
(2)Ctrl + shift + P でchromeのコマンド実行のテキストボックス(?)を表示する。
(3)fullと入力すると全体のスクリーンショットを実行するコマンドがサジェストで表示される。
(4)Enterキーを押して”実行”する。
※つまづいた点を先に述べておくと「日本語翻訳を使っていると(スクショの)”コマンドありません”」になって実行できません。結構、日本語翻訳つかう人いますけど、いろんな悪さをするので私は嫌いです。英語は英語のまま嫁とは言わないけど、必要に応じて翻訳かけたほうが手間はかかるけどそのほうが間違いないですよ。
で、ここからが本題ですが、スクショとってみるとわかるけど色々と問題が起こるのです。
例えば…
1.画像が表示されないところがある。
※遅延読み込みのプラグインとかをいれているとか、下にスクロールしないと画像が読み込まれないとか、Webサイトの作り手や運用している方の理由で画像が読み込まれないことがあります。
2.メニューバーが消えてしまう。
メニューバーが下に追随してしまうつくりになっている。サイト上部にあるメニューバーが、少しスクロールすると、もともとあったメニューバがdisplay:noneとかされて、サイト上部にposition:absolute的に固定されて表示されるタイプのつくりになっていると、サイト上部で見ている状態じゃないとメニューバーが有るべき姿で撮影されません。それじゃあ、サイト上部にスクロールバーがある状態で撮影しなければいいでしょうということになりますが、次に下記のような問題が浮上しました。
3.Google Mapsが表示されない。
だいたいWebサイトの下部に連絡先としてGoogle Mapをサイトに埋め込んだりしますが…これが画面に見えている状態でないとスクリーンショットに現れません。見えていない時はメモリを消費しない配慮とかでしょうか?(おそらく)非表示になっているのでしょう。
…というわけで、chromeのフルスクリーンショットでは思った通りのWebサイトを撮影することは意外に困難です。たしか上のような問題を解決するためにスクロールしながら撮影するような仕組みもあるにはありますが、(2)のようにメニューバーが追随したりすることは往々にしてあり、正確にWebフルスクリーンショットをするなら「目視チェック」や「Photoshopを利用した画像や文字の切り貼り」は必要になってくるのではないでしょうか。
「スクショボタンやツールで簡単にできるじゃん!」は正確性に削ぐのだということは忘れないで起きたいです。
この部分がマネタイズ可能ならば「専門サービスにする」というのもありかもしれませんが、まあたぶん需要はないでしょうね。
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