私が「自分の好きなことをブログに書こう」と言うと、身構える人がいます。「書けない!」という人からすると、いくら好きだからって「ブログには書けない」そうです。
好きなことは、知っていることだから、面白おかしくブログに書けるでしょう?という、ただそれだけの理由なのですが、もっと自分より好きで詳しい人が他にいるから…と怖気づいてしまうのです。
人と比べたら、それは自分よりレベルが高い人がいて当然なのですが…。
今回は「それでは逆転の発想で行きましょう!」という提案です。
知らないものを評価する価値
以前、LIGというWEB屋の記事でなかば炎上気味に「『ドラゴンボール』を読んだことのない僕が、先輩に反論するために全巻読了した結果」という記事がバズりました。ドラゴンボール世代な私からすれば、わざわざ批判するために平成世代に読んでくれなくてもいいよっ!!って感じなのですが。
まあそれでも「自分がよく知っているものを、知らない人が知らないなりに評価する」ということには、興味がある人もいるということがわかりました。
これはすごい大発見だと思います。
自分が知っていることを説明して価値ある記事になるけど、自分が知らないことの感想も価値ある記事になる可能性があるんですね!ってことは、どんどん自分が知らないことを知らないなりに体験して汲み取って取り入れて感想を書いてくということは、ブログのネタを集める基本戦略としては使える/間違っていない、ということなのです。
先輩は教えて上げるのがお好き
ドラゴンボールを知らない世代が、ドラゴンボールについてのド素人な見解を述べていたら、それにつっこみいれたくなるのが先輩の心情です。そういう先輩心をくすぐる記事は先輩受けするかもしれません。
先輩は現代のドラゴンボールを知らない
たぶんドラゴンボール好きな世代でも、2013年の「ドラゴンボールZ 神と神」は興味がない人もいるでしょう。平成世代は「ドラゴンボールGT」は知っている!という人がいるかもしれませんが、でも私はGTはきらいじゃないけど、それほど興味もない…。逆に世代をまたいだドラゴンボールを教えて上げる!という機会も話のネタにはなります。
先輩はうるさい!
ちなみに、こういった世代を跨ぐネタはあまり粋がると先輩が怒り出すことがあるので、ほどほどにしましょう。まあ、マーケティング的に言えば、逆に火に油を注ぐようなギリギリのところを攻めるほうがおもしろいと思ってしまうんですけどね。
結論:世代を跨ぐコンテンツは使える!
今回はドラゴンボールを題材にしましたが、ポケモンとか、ガンダムとか、仮面ライダーとか、ウルトラマンとか、そういうのは世代をまたいだ作品なので、全年齢対応でネタとして最適です。野球の歴史とかスポーツ史やロックの名盤と言ったミュージックの歴史や文学なんかもネタとしては同様に使えます。
「知らないことを、知らないなりに書いてみた」そんなコンテンツが光ることもある、というお話でした。ブログのネタは、そこら中に転がっています。
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