グーグルが嫌いです。すみません。
若干ひねくれたことを言っている自覚はあります。
でも、シェアNo1のGoogle検索や動画配信サイトYouTubeのその巨大な仕組みを一歩ひいて見てみると、自分がどうもこのGoogleという巨大組織に支配されている気がしてなりません。
釈迦に弄ばれる孫悟空の心境です。
すこし話は逸れますが、Googleの社訓には「Don’t be evil(邪悪になるな)」というスローガンがあります。これは裏を返せばGoogleが邪悪にもなりやすいということ。
悪巧みをすれば容易に人を恐怖に陥れる環境を握っているということです。
そう考えると、やっぱりGoogleは恐ろしいヤツです。
…とはいえ巨人の肩に乗って前に進むのがてっとり速く目的地へ行けるのも事実。悪にも善にもなりうる者を悪と決めてかかるのも邪推が過ぎるでしょう。
というわけで前置きが長くなりましたが、この強大なGoogeのサービスを支える仕組みを手軽に使うことができるサービスをがあるのです。GCP(Google Cloud Platform)です。
Googleのインフラを使えるGCP
そんなGoogleのインフラ網を使えるクラウドサービスがあります…と言ったってもう何年も前からありましたが、最近になってAWSを駆逐する勢いになってきました。
私はオンプレ環境のサーバを使ってきたので、AWSなどのクラウドサービスに詳しくありません。
GCPはコストがAWSより安くなり30%から半額以上も運用コストが下がる可能性もあるんだそうだ。
AWSと比べたGCPを使わないデメリット
なし!…と言いたいところですが、細かい操作はコンソールを介して扱わなければならないところもあり、技術者視点でAWSのほうが扱いやすいと考えている人が多いそうです。
しかし、ググってもあまりGCPを使っているという技術者のブログ記事が少ないのである。これはすごい不安である!
GCPは素直に動いてくれるのでブログ記事がない
クラウドエースの吉積氏いわく、GCPは素直に動作してくれるのでそもそも技術者のTech系ブログ記事が少ないそうだ。
逆に細かいテクニックというか、姑息な手法を用いないと動かないAWSと比べるとUIが優れていると言えるのかもしれない。
ビックデータの大量データ解析が必要なディープラーニングなどは、現在、googleの独壇場になっているとも聞く。
AWSからGCPへ移行する話はあるが、GCPからAWSへ移行する話は、まず無いと聞く。
まあ、別のインフラ系エンジニアはGCPのコンテナ技術のブラックボックスな部分で、アプリケーションサーバか何かのパフォーマンスが出ずサポートも頼りにならなかったと、不安めいたことを述べていた知り合いのエンジニアもいるのだが。
GCPがAWSより劣る理由にはならないとは思うが、高い安定性が求められる環境にするにはクラウドではまだまだ不安ということだろうか。
まとめ
特別に悪い情報もなければ特別に良い情報もないが、クラウドサービスはじわじわとGCPがAWSを追い抜いていくだろうという確信に至ったのであった。
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