岸田首相がウクライナのキーウに訪れた件について個人的に気になっています。
必勝しゃもじと折り紙のランプ…G7の議長国なのに国の代表がウクライナ入りしていないのは日本だけ、という消極的な理由からではあるものの、戦争中の国に自衛隊の警護なしに入るっていうのは戦後初だそうで、かなりの苦労があったのだろうと推察します。そういう意味では政治的観点はともかくミリタリの観点からは「よくやった!」という気がするんですけどね。
本当かどうか知らんけど、ゼレンスキーが岸田文雄がプレゼントした必勝しゃもじを「呪術の板」と表現したそうです。日露戦争必勝祈念を込めた必勝しゃもじをプレゼントするなんて「ロシアに完全に喧嘩を売った!」とTwitterでは左派が騒いでいるようですが(私も左派の自任がありますが)折り紙のランプは平和を祈念しているようですから、こちらのプレゼントでバランスをとっているわけですから、それはそれでいいんじゃないですかね。ダメなんですかね。
ロシアはドネツク州の要所であるバフムトを攻め続けてあと一歩のところに迫るも先頭の中心になっている傭兵集団ワグネルとロシア政府が揉めている(本当かどうか知らんですが)そうで、攻略が上手く行っていないようです。欧州からはレオパルド2やスロバキアからミグ29がウクライナへ供与され兵数などでは悖るが(わりと)最新の兵器により戦局はウクライナへ有利になっていくのかもしれません。
ちなみに欧州の軽油先物価格が下がり東南アジアから軽油が入ってくるそうですが、元を正せばロシアの原油がインドや中国経由で入っているだけ。(ロシアの経済制裁にあまりなっていない)時間の問題でロシアは資源大国で復活するので、結局はロシアと西側諸国がひたすら斬り合うわけで…何もせずに懐が潤うのは、中国とインドなんですよね。ロシアVSウクライナの戦いが長引けば、逆にインドと中国が経済的に発展して世界の覇権を狙うようになるのかもしれません。
やむにやまれず、イギリスが劣化ウラン弾をウクライナへ供与したことを理由にベラルーシへ戦術核兵器を配備したとのこと。いいか悪いかは別にして勝手なことを言いますが、東ウクライナを占領した形でウクライナVSロシアの戦争は膠着状態になるのかもしれません。戦争が終わることがまず大事であるなら、とりあえず良しとしてもいいのかもしれません。
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